石井英雄 早稲田大学 研究院教授等のチームは,学術研究のためにクアルトリクスを利用した。近年,家庭向けのエネルギーマネジメントサービスが注目されるようになっているが,石井教授等はこのようなサービスに対する日米の消費者の支払意思額(WTP)の違いを,クアルトリクスのモニタに対する調査から明らかにした。そして,家庭向けエネルギーマネジメントサービスに対する,経済学的な価格弾力性が,日米では異なることを示した。また同時に,家庭向けエネルギーマネジメントサービスに対するWTPの人ごとの違いが,どのような要因(デモグラフィックな要因や,社会心理学的な要因)でもたらされるのか,日米間でその影響要因がどのように異なるのか,ということも示した。この研究成果を,石井教授等は2つの査読付き論文にまとめており,そのうちの一つは権威あるコンファレンス論文としてすでに受理されている。また,同コンファレンスでは発表も予定している。
WWW.WASEDA.JPクアルトリクスは学術研究向けのプラットフォームとして定評があるので,利用しました。クアルトリクスのモニタの質は高く,調査も非常に迅速でした。また日米で,共通フォーマットによる調査ができたことも,クアルトリクスで調査を行ったことの大きなメリットです。クアルトリクスのプラットフォームはユーザーにとって利用しやすいと思います。
早稲田大学 研究院教授
石井 英雄 氏
お客様の業種
教育機関
領域
日本