米国クアルトリクスの日本法人、クアルトリクス合同会社(本社:東京都千代田区、カントリーマネージャー:熊代 悟、以下 クアルトリクス)は、Employee Experienceスイート全体にAIを活用した新機能を搭載しました。これらの機能は現在日本語で利用可能なもの、または2026年内に提供予定のものがあります。あらゆる規模の組織がより深い従業員フィードバックを迅速に収集し、その意味を文脈の中で理解して離職を防ぐとともに、重要な瞬間にマネージャーが適切に行動できるようにすることで、エンゲージメント向上、離職率低下、顧客体験の改善などの成果をもたらします。
対話型フィードバックを導入することで、より深いインサイトを捉え、予測モデルによって離職リスクを特定し、パーソナライズされた推奨事項ですべてのマネージャーが適切に行動することを支援する機能は、グローバルではBurns & McDonnell、Korn Ferry、adidasなどの企業に採用され、マネージャーのアクションを促進し、離職率の低減を実現して従業員エンゲージメントを高めています。
クアルトリクスの製品・エンジニアリング・UX・セキュリティ担当プレジデント、ブラッド・アンダーソンは次のように述べています。「従業員のポジティブな体験は、現代のビジネスでは競争上の優位性であり、エンゲージメント、定着率、顧客成果の向上につながります。そしてポジティブな体験は従業員のニーズを深く理解し、重要な瞬間に行動するマネージャーや雇用主によって築かれます。発表した機能はそれを実現するものであり、各マネージャーが自分のチーム固有の課題に対応するために必要な背景情報とガイダンスを提供します」
背景
従業員の真のニーズを深く理解し、それに基づいたアクションを起こせる組織は、他の組織を上回る成果を上げています。クアルトリクスの「2026年従業員体験トレンドレポート」レポートによると、過去1年間で従業員の声を聞く機会を増やした組織は、エンゲージメントがほぼ2倍になり、継続勤務意向、インクルージョン、ウェルビーイングも向上していることがわかっています。また、組織がより従業員の声に耳を傾けることで、「実際に対策がとられている」と回答する従業員の割合も2倍以上になっています。
しかし、ほとんどの組織は回答した従業員の声しか拾えておらず、自身のフィードバックがポジティブな変化につながったと回答した一般社員はわずか48%であり、2025年から4ポイント減少しています。しかし、AIは今やリーダーにその状況を変える力を与えています。行動に影響を与えている要因を文脈の中で理解することで、重要な瞬間にすべてのマネージャーが適切に行動できるようになりました。
従業員の「生の声」に耳を傾ける
新たな対話型フィードバック機能は、従業員がアンケートで回答した内容に応じて、AIがより的確なフォローアップの質問をその場で行います。これにより、従来の一方向的なやり取りを、より豊かなフィードバックを引き出す対話へと変えます。たとえば、「成長機会の不足」などの漠然とした自由回答も、実際の対策につながる情報に変えることができます。
導入企業の初期成果によると、対話型フィードバックは従来のアプローチと比べて最大40%多く価値あるインサイトを捉えており、特にキャリア成長や福利厚生などの重要度の高いトピックでは、その深い洞察が経営陣に具体的な検討材料を与えるため、特に価値が高いという声が上がっています。
<導入事例>
建設・エンジニアリング企業のBurns & McDonnellはクアルトリクスを使用して、従来のような感情評価ではなく、柔軟な勤務スケジュールのニーズなどの具体的なトピックを可視化することで、より実用的な従業員フィードバックを得ています。これによりエンゲージメントチームは、従業員の声に基づいたデータ裏付けのある実行可能な推奨事項をリーダーに提供できるようになりました。
Burns&McDonnellの従業員エンゲージメントマネージャー、クリスティーナ・ジョイ・ボシャート氏は次のように述べています。「すぐに違いを実感しました。回答が長くなっただけでなく、より深く考えられた内容になっていたのです。従業員からは、鋭い問いかけによって、立ち止まって考えるきっかけになったという声もありました。これこそが意味のある変革を導くために必要なフィードバックです」
ガイド付きエンゲージメントプログラムを利用すれば、最小限の作業で、専門家が設計した従業員リスニング施策を数週間で展開できます。クアルトリクスは実績ある手法と行動科学の専門知識を基盤に、アンケート作成、従業員の設定、コミュニケーション、ダッシュボード作成までを一貫してガイドするため、従業員施策の管理者はより多くの時間をアクションに充てることができます。
<導入事例>
Korn Ferryでは、クライアントが従来よりもリスクと複雑さを抑え、最高クラスの従業員リスニングを迅速に開始できるようクアルトリクスを活用しています。
Korn Ferryの組織戦略オペレーション担当シニアマネージャー、シモナ・アルトマノヴァ氏は次のように述べています。「ガイド付きエンゲージメント作成はスムーズで直感的に使用できます。どこから始めればよいか迷いがちな小規模なクライアントやセルフサービス型のクライアントにとって特に大きな価値があります。会社やマネージャーに関する用語をカスタマイズできる柔軟性や、エラーメッセージページは画期的な改善となっています。最高クラスのエンゲージメントアンケートを迅速に立ち上げたいあらゆる組織にクアルトリクスのガイド機能をお勧めします」
変化し続ける職場環境とニーズに対応できるよう、クアルトリクスは自社の産業・組織心理学者が開発した科学的に検証済みのフレームワーク「EX25手法」を刷新しました。このモデルは、エンゲージメント、継続勤務意向、体験と期待のギャップ、インクルージョン、ウェルビーイングという5つの重要な従業員エクスペリエンスの指標を測定します。さらに現在はテクノロジーやAI導入に関する新しいカテゴリーを追加し、多くの企業が直面している課題にも対応しています。
文脈の中で、体験の背景にある要因を理解する
従業員フィードバックは従業員が何を感じているかを可視化します。次の課題は、それを在職期間や離職履歴、パフォーマンスのシグナルなどの人事データと組み合わせ、文脈に沿ってその意味を理解し、手遅れになる前に対応することです。
従業員定着要因分析は、この課題を解決します。従業員フィードバックと人事データを統合し、リスクの高いグループを特定するとともに、コストへの影響をモデル化します。在職者と退職者の違いを明らかにして離職原因を特定できるため、有益なインサイトをもとに、マネージャーが単に離職の理由を理解するだけではなく、離職する前に行動できるよう支援します。
重要な瞬間に、情報に基づいて行動する
分析情報は、マネージャーがそれに基づいて行動できてこそ価値を持ちます。そのためには、チームの状況に応じて適切に対応できるよう、必要な背景情報とガイダンスをマネージャーに提供する必要があります。
推奨アクションのパーソナライズは現在日本語でも利用可能で、従業員フィードバックに基づいて、Qualtrics AIとEXの手法によって支えられています。これにより、各マネージャーはチーム固有のフィードバックに基づいた具体的なガイダンスを受け取ります。マネージャーは、チームの動向に関する具体的な文脈を追加することで、受け取る推奨事項の関連性と価値をさらに高めることができます。一般的なアドバイスにとどまらず、優先順位や具体的なアクション項目が明確に提示されるため、追跡や測定がしやすくなり、フィードバックに対応して成果につなげられるようになります。
adidas、Verizon、Community Health Networkなど、これらの推奨事項を活用している組織では、マネージャーによるパーソナライズされたアクションプランの作成が最大70%増加しており、これがエンゲージメントの向上、離職率の低下、パフォーマンスの改善につながっています。
<導入事例>
adidasはクアルトリクスを活用することで、従来はエンゲージメントサイクルごとに160時間以上かかっていた手作業でのコンテンツ作成を削減しました。これにより、マネージャーは自分で一般的なリソースを探し回る必要がなくなり、数秒でチームに合わせた最適なガイダンスを受け取ることが可能になりました。その結果、マネージャーの業務時間が70%以上短縮され、人事チームはより戦略的な業務に専念できるようになりました。
adidasのピープルインサイト&アナリティクス担当ディレクター、マーティン・ジャンフーバ氏は次のように述べています。「人間の力だけでは、ここまで準備するのは到底不可能でした。マネージャーは現在、チームに固有の動向、課題、文脈に応じた関連性の高い推奨事項を受け取っています」
■クアルトリクスについて
クアルトリクスは、体験管理(XM)カテゴリーのリーダーおよびクリエーターです。クラウドネイティブのソフトウェアプラットフォームを通じて、組織が卓越したエクスペリエンスを提供し、顧客や従業員とより深い関係を構築できるよう支援します。クアルトリクスが提供するインサイトを活用することで、組織はビジネスの最大の問題点を特定し、それを解決し、優れた人材を確保してそのエンゲージメントを高め、適切な商品やサービスを市場に投入することが可能になります。全世界で約20,000社ものお客様がクアルトリクスの高度なAIを活用して、人々の声を集め、分析し、それをもとにアクションを起こしています。また、膨大な体験データに基づいた、人間の感情についての世界最大規模のデータベースも構築しています。クアルトリクスの本社は、米国ユタ州プロボとシアトルの2カ所にあります。詳しくは、qualtrics.comをご覧ください。
■クアルトリクス合同会社について
クアルトリクス合同会社(所在地:東京都千代田区丸の内1丁目5ー1 新丸の内ビルディング 37F、代表者:熊代 悟)は、2018年に国内で事業を開始した、Qualtrics LLC(本社: 米国ユタ州プロボ)が100%出資する日本法人です。日本におけるクアルトリクス 製品の販売・サポート・導入支援を提供しています。 URL :www.qualtrics.com/jp/