ゴールドマン・サックス + クアルトリクス
ゴールドマン・サックス + クアルトリクス
従業員のニーズを把握し、福利厚生制度を拡充
従業員が企業に求めるものが急速に変化している今、ゴールドマン・サックスは期待される従業員体験を提供し、大切な人材を公私にわたってサポートしたいと考えていました。これまではベンチマーク調査をもとに福利厚生を検討していましたが、クアルトリクスのプラットフォームを活用することで、従業員のニーズに応じた制度を設計することができました。
世界最大級の銀行で、画期的な従業員体験を実現するには?
ゴールドマン・サックスでは、最も重視する福利厚生について社内でアンケートを取るにあたり、金銭的インセンティブや退職金といった従来の福利厚生を挙げる従業員が多いものと予想していました。
しかし、クアルトリクスのEmployeeXMを利用して実際に調査したところ、従業員が本当に求めていたのは家族やプライベートに関するサポートであることが明らかになりました。
家族やウェルネスに関する福利厚生制度を拡充する
従業員を対象とした今回のアンケートで担当チームが採用した調査手法は、消費者向けのマーケティング戦略によく用いられる「コンジョイント分析」でした。福利厚生の選択肢を並べて提示し、さまざまな組み合わせパターンを従業員に評価してもらいました。
そして、その調査結果をもとに、以下の4分野で福利厚生を導入・拡充しました。
- 高齢者や家族をケアするための介護休暇
- 養子縁組に関する給付金
- 不妊治療の支援(採卵・卵子提供・養子縁組・代理出産の資金援助を含む)
- 新たな育児休暇制度(「ウォール・ストリートで最も手厚い育児休暇制度」とメディアで称賛)
マネージャーの業務効率の最適化
同社は、従業員のエンゲージメントやウェルビーイングを向上させるうえで、マネージャーが
果たす役割が大きいことも認識しています。
そこで、クアルトリクスと協力して影響やドライバーを分析し、従業員エンゲージメントの向上につながるマネジメント行動を特定しました。その結果を踏まえ、経営陣は従業員体験に最もよい影響を与えるリーダーの特性について理解を深めることができ、リーダーシップ研修の企画や改善に取り組むにあたり、焦点を当てるべき領域を把握するのにも役立ちました。
また、グローバルな調査を通して、従業員と上司との関係、そしてそれが職場での従業員体験にどう影響するかについて、より正確に把握できるようになりました。
ゴールドマン・サックスでの導入効果
ゴールドマン・サックスでの導入効果
新たな福利厚生制度を
導入した割合
クアルトリクスのプラットフォームを活用したおかげで、従業員体験を向上させることができました。ベンチマークや裏付けのないフィードバックだけに頼っていたら、正しい判断はできなかったでしょう。
David Landman
Managing Director, Global Head of Talent Assessment
Goldman Sachs
ゴールドマン・サックスの概要
EMEA(欧州・中東・アフリカ),
APJ(アジア太平洋・日本),
LATAM(中南米)