LIXIL + クアルトリクス
LIXIL + クアルトリクス
顧客と従業員の体験を向上
LIXILのパーパス(存在意義)は、世界中の誰もが願う豊かで快適な住まいの実現に貢献することです。世界150以上の国と地域で事業を展開し、約60,000人の従業員が働く同社は、多様な従業員と顧客に素晴らしい「体験」を提供することが、このパーパス達成に重要であることを認識しています。そこで、同社はまず日本国内でクアルトリクスのExperience Management(XM)プラットフォームを導入し、従業員と顧客の声に耳を傾けて施策やサービスに活かすための環境を整備しました。
素晴らしい「体験」の価値
Qualtrics CustomerXMおよびQualtrics EmployeeXMを導入したLIXILは、消費者や従業員のエンゲージメント向上を図るために必要なデータをコントロールし、リアルタイムのインサイトを獲得できるようになりました。
Qualtrics EmployeeXMによって、従業員意識調査の設問を設定して配信し、結果を分析するまでの一連のプロセスをすべて自社で完結することが可能になりました。調査の自由度が高まり、業務効率が向上した結果、クアルトリクス導入前は3か月かかっていた調査が、いまでは数週間で終わるようになりました。
このように従業員が抱えている課題をリアルタイムに把握し、すぐに対応できるようになったことで、クアルトリクス導入から約5か月で従業員エンゲージメントが約10%向上しました。
また、クアルトリクスがもたらすインサイトは、エンドユーザーに寄り添うことを重視する同社の戦略とも一致し、クアルトリクスの効果は日本での事業のさまざまな場面で浸透しつつあります。たとえば、国内の主要なショールームにおいてQualtrics CustomerXMを展開して、エンドユーザーからのフィードバックを深く掘り下げ、リアルタイムに分析できるようになりました。
消費者とのあらゆる接点で体験を改善
市場の成熟に伴い競争が激化する中、同社はユーザー体験の向上を目指してQualtrics CustomerXMを導入しました。現在の利用はショールームのみですが、今後はほかの場面におけるユーザーとの接点にも範囲を広げ、顧客生涯価値(CLV)の向上と投資対効果(ROI)の最大化を進めていく予定です。
LIXILでは、エンドユーザーに関するあらゆるインサイトをクアルトリクスのプラットフォームでリアルタイムに収集して一元管理することで、どのようなサービスやコミュニケーションが求められているかを把握し、提供できるようになりました。クアルトリクスの機能を活用してスピーディーにデータを取得し、エンドユーザーのニーズに合わせてカスタマイズした製品とサービス、ビジネスモデルを生み出し、他社とさらに差別化を図っていきます。
必要なデータを自在にコントロール
シンプルさとスピード感を追求したQualtrics XM Platformは、従業員が自発的に行動し、改善を図るという同社の社風とも一致しています。経営陣は、視覚的なダッシュボードにアクセスしてさまざまなインサイトをリアルタイムに把握できるだけでなく、クアルトリクスのプログラムをカスタマイズすることで、緊急度の高い課題や問題点に注力することも可能です。
深く掘り下げたインサイトへ迅速にアクセスして分析し、個々のニーズに対応できる環境を整備した結果、同社のリーダーは、担当部門の規模にかかわらず必要なデータをカスタマイズして収集できるようになり、効率的なマネジメントを実現しています。
LIXILでの導入効果
LIXILでの導入効果
導入から5か月で従業員エンゲージメントが向上した割合
インサイトの獲得スピード
LIXILの概要
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