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クアルトリクスのエクスペリエンス・マネジメント(XM)
ソリューションとプレイドのKARTEが連携開始

Qualtricsで作成した高度なアンケートをKARTEで自由度高くウェブやアプリに配信可能に

クアルトリクスのエクスペリエンス・マネジメント(XM) ソリューションと
プレイドのKARTEが連携開始

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Qualtricsで作成した高度なアンケートをKARTEで自由度高くウェブやアプリに配信可能に

【2019年12月18日 東京発】
エクスペリエンス・マネジメント(XM)のリーダー企業である米国クアルトリクスの日本法人、クアルトリクス合同会社(国内本社:東京都千代田区、カントリーマネージャー:熊代悟、以下クアルトリクス)は本日、クアルトリクスのエクスペリエンス管理プラットフォーム「クアルトリクス・エクスペリエンス・マネジメント(クアルトリクスXM)」と株式会社プレイド(東京都中央区:代表取締役CEO 倉橋健太、以下プレイド)のCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE(カルテ)」が機能連携したことを発表します。



KARTEは、Webサイトやスマートフォンアプリを利用するユーザーの行動をリアルタイムに解析して一人ひとりを可視化し、個々のユーザーにあわせた自由なコミュニケーションをワンストップで実現するCXプラットフォームです。2015年にサービスを開始して以来、2019年2月までの累計ユニークユーザー数は41億5千万人を数え、多くの企業でCX向上に貢献しています。

KARTEでは、ユーザーの行動や感情の変化をリアルタイムに解析・可視化して、一人ひとりの特徴やシーンに合わせて、様々な顧客接点でデータ分析からアクションまでを0.x秒レベルで提供できる「リアルタイム解析」を実現しています。セグメントしたユーザーに対して多様なテンプレートを使い、時間・感情・行動・体験・場に合わせた最適なタイミングでWeb接客などのアクションを表示することができ、ユーザー一人ひとりに最適なおもてなしを提供できるようになります。具体的には、KARTEの管理画面にて接客サービスのテンプレートを利用することで、Webサイトやスマートフォンアプリを改修することなく、ポップアップや埋め込み、アンケート等といったアクションを作成・配信することが可能です。

今回両製品を連携させることにより、KARTEを活用する企業はクアルトリクス製品を利用してユーザーにアンケートを表⽰するタイミングや出し⽅を⾃由に設定できるようになります。またKARTEの特徴として、表面的な顧客属性のみにとどまらない豊富なOデータ(業務オペレーショナルデータ:エンドユーザーの感情・モメンタムを捉えるリアルタイムデータ・社内外に存在する多種大量のオンライン/オフラインデータ)を利用した「アンケートの種類の出しわけ」をすることが可能になります。

またKARTE上で収集したXデータ(顧客の体験に関わるあらゆるエクスペリエンスデータ)はQualtricsのダッシュボードでリアルタイムに分析され、すぐにアクションに活かすことが可能になります。

KARTEでもQualtricsと同様にアンケートを実施することは可能ですが、お互いの強みを掛け合わせることで、NPS®(ネット・プロモーター・スコア)(*1)調査をはじめとする各種アンケートの設計から分析、可視化までの一連のアクションが高度化し、KARTEユーザーはエクスペリエンス・マネジメントを充実させることができます。

今後も両社は、クアルトリクスのXM DirectoryやAPI Integration(Developer Tools)とプレイドのKARTE DatahubやKARTE Liveを利用したKARTEとクアルトリクスXMとのプロダクト間連携を計画しています。KARTEの強みである、表面的な顧客属性のみにとどまらない豊富なOデータ(業務オペレーショナルデータ:エンドユーザーの感情・モメンタムを捉えるリアルタイムデータ・社内外に存在する多種大量のオンライン/オフラインデータ)の取得と、クアルトリクスの取得するXデータ(エクスペリエンスデータ)を組み合わせ、クライアントが自社のエンドユーザーに対して最高の顧客体験を創出する環境の提供に取り組んでいく予定です。

本連携の発表にあたり、プレイドの宮原忍氏は「プレイドでは自社サービスの改善に向けてクアルトリクスを採用しています。今回の製品連携は、クアルトリクスを採用することで得た知見に基づくものです。今後もKARTEがクライアントへ提供する新しい価値のひとつとして、クアルトリクスとの連携サービスを積極的に追加していく予定です」と述べています。

*1: 顧客ロイヤルティを数値化する指標。顧客に対して自社のサービスを友人や同僚にどれくらい薦めたいかというアンケートを実施し、0から10の中から点数をつけてもらって「推奨者」「中立者」「批判者」に分類、推奨者の数値から批判者の数値を引いて、100から-100までの数値でスコア化する。
Net Promoter®及びNPS®は、ベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、サトメトリックス・システムズの登録商標です。


■プレイドについて
設立年月:2011年10月
所在地 :東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 10F
代表者 :倉橋 健太
資本金 :149,987,878円
事業内容: CXプラットフォーム「KARTE」の開発・運営など
URL  :https://plaid.co.jp/

■KARTE(カルテ)について
「KARTE」は、ウェブサイトやアプリを利用するお客様の行動をリアルタイムに解析して一人ひとり可視化し、個々のお客様にあわせた自由なコミュニケーションをワンストップで実現するCX(顧客体験)プラットフォームです。ECをはじめ、人材や不動産、金融など幅広い業種で活用されています。2015年の3月に正式提供を開始して以降、年間の流通解析金額は1兆円を超えています。

■クアルトリクスについて
クアルトリクスは、企業や組織のエクスペリエンス・データ (X-data™)の収集から管理・分析、およびそのデータに基づくアクションに至るまでを同じプラットフォームで運用を行うテクノロジープラットフォームです。Qualtrics XM Platform™は、チーム、部門、組織全体がビジネスに欠かせない顧客、製品、従業員、ブランディングという4つの主要なエクスペリエンスを一つのプラットフォームで管理するのみならず、アクションへつなげるシステムです。世界中の大企業11,000社超に、継続して人々に愛されるプロダクトの提供や、より多くのロイヤルカスタマーの獲得や、素晴らしい従業員文化の創造、あるいはアイコンとなるブランドを創るためにクアルトリクスを利用いただいております。顧客の中にはフォーチュン100企業の75%以上、米国のトップ100ビジネススクールの99校が含まれます。詳細と無料アカウントについては、www.qualtrics.comをご覧ください。

■「クアルトリクス・エクスペリエンス・マネジメント(クアルトリクスXM)」概要
クアルトリクスXMは、組織がすべての関係者に提供するエクスペリエンスを向上させることができるソフトウェアです。クアルトリクス XMプラットフォームは、徹底した柔軟性とワールドクラスの安定性を兼ね備えた統合プラットフォームで、関係者の意見を聞き、フィードバックを分析し、エクスペリエンスのギャップを埋めることができます。また高度な解析ツール、ai分析ツールを持ち合わせています。あらゆる重要なエクスペリエンスをリアルタイムで管理可能です。Qualtricsにはこれらすべての機能が備わっています

■クアルトリクス合同会社について
クアルトリクス合同会社は、2018年に国内で事業を開始した、Qualtrics LLC(本社: 米国ユタ州プロボ、共同創設者&CEO: Ryan Smith)が100%出資する日本法人です。
所在地 :東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング9階
代表者 :熊代悟
事業内容:日本におけるクアルトリクス 製品の販売・サポート・導入支援
URL  : www.qualtrics.com/jp/