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がんのない世界を目指して : 5 For The Fight のご紹介

皆様こんにちは、クアルトリクス・ジャパンの淡路と申します。この記事では、クアルトリクスが CSR 活動の一環として協力しているがん撲滅研究支援キャンペーン 「5 For The Fight」(ファイブ・フォー・ザ・ファイト) についてご紹介したいと思います。

【 5 For The Fight とは】

5 For The Fight は、がん撲滅に向けた研究のためのクラウド ファンディングを行う非営利団体です。2016 年にクアルトリクスのイベント「X4 Experience Management Summit」 で発足が発表されたこの取り組みでは、理念に賛同する企業やボランティア関係者を通じて、寄付への賛同を呼びかけています。

5 For The Fight では、がんの闘病中である人、そしてがんでこの世を去った大切な人に敬意を込め、一人5 ドルを寄付するというアクションを奨励しています。この想いを表現するため、5 For The Fight では、手のひらにその人の名前を書いて写真を撮り、その写真にハッシュタグ 「#5ForTheFight」 をつけてオンラインで共有することを呼びかけています。

5 For The Fight の「5」にちなんで、毎年 5 月は ”5K For The Fight” という、世界中で賛同いただける人々が、5 キロメートルのジョギングやウォーキングなどを行うチャリティー イベントも行っております。
2017 年からは、米国のプロバスケットボール リーグ・NBA のチームであるユタ・ジャズともパートナーシップを組んでいます。バスケットボール ファンの方の中には、同チームのユニフォームにある 「5 For The Fight」 のロゴをご覧になったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

5 For The Fight によって集められた資金は、2016 年だけでも 100 万ドルを上回っています。5 For The Fight は世界中の主要ながん研究センターと提携しており、集められた寄付金は最新のがん細胞研究や患者に対する適切な治療方法の臨床実験等に利用され、また研究者のフェローシップ制度にも適用されています。

【5 For The Fight の沿革と
クアルトリクス創業者
ライアン・スミスの想い】

ここまで読んでこられた方の中には、「IT 企業がなぜ、このような取り組みへの協力を?」 と思われた方もあるかと思います。実はこの取り組みには、クアルトリクスの企業としての沿革、そして創業者・会長であるライアン・スミスの想いが大きな影響を与えています。

クアルトリクスが創業される以前の 2002 年、創業者のライアン・スミスの父親であり、大学に勤務する研究者であったスコット・スミスは、がんの診断を受けました。休職して治療に取り組んだ結果、スコットは生還を果たし、療養期間中を意義あるものにするためのアクティビティの一環として、息子 2 人と 「研究に使えるアンケート・ツール」 の開発に取り組むことにしました。

この小さなリハビリ プロジェクトによって誕生したツールが、現在では世界中の大学・企業によって利用されているクアルトリクス プラットフォームの原型となりました。がんから生還を果たしたスコットは、息子 2 人とともにクアルトリクスの創業者に名を連ね、現在ではグローバル企業となったクアルトリクスを見守っています。

スコットの生還とともに大きな影響を与えているのが、クアルトリクス EMEA の立ち上げに尽力したダーモット・コステロの存在です。クアルトリクスの欧州・中東・アフリカ地域での事業拡大に携わったダーモットは、在職中にがんの診断を受けてしまいました。彼は治療の傍ら仕事を続け、同地域でのビジネス確立に大きく貢献しましたが、残念なことに 2018 年に亡くなりました。

このような歴史的背景もあり、「がんとの闘いを、自分たちにできることで支える」 という、5 for The Fight の支援に対する理念は、クアルトリクスの DNA の中にしっかりと存在している、といえます。

そしてこの DNA は、米国だけではなく、アジア太平洋地域や欧州・中東などを含む世界中のクアルトリクス・オフィスでもしっかりと共有されています。

2020 年のイベントは世界的パンデミックにより中止となってしまったものの、2021 年 5 月には、ロックダウンが落ち着き始めた米国や豪州を中心とした 50 か国以上、100 都市以上から数千人以上が、前述の ”5K For The Fight” に参加しました。各国のチーム イベントして活動に参加した地域もあれば、または有志での活動として参加する個人もありと、「それぞれが自分にできることを」 とのスタイルが、キャンペーンへの参加形態にも反映された形となりました。


日本での取り組みの様子。*写真撮影のため、一時的にマスクを外しているメンバーがいます

【公益財団法人がん研究会への支援:
日本での取り組み】

そして今年 11 月には、CSR 活動の一環として、日本でも 5 For The Fight への取り組みが開始いたしました。日本では公益財団法人がん研究会 とパートナーシップを組み、寄付を呼びかけています。

公益財団法人がん研究会は、「がん克服をもって人類の福祉に貢献する」をミッションとして、1908 年に創立されたがん専門の民間研究機関です。日本初のがん研究所と病院を 1934 年に開設するなど、日本でのがん研究において重要な役割を果たしてきました。

同研究会は 「がん克服」 という目的達成のため、診断・治療・予防への貢献、優れたがんの診断・治療実践、がんの新薬と新しい診断・治療法の開発、がん予防研究と一次・二次予防の実践など、幅広い活動を展開しています。日本での呼びかけにより集められた 5 For The Fight の寄付金は、同研究会を通し、がん治療の研究に使われます。

がんは、1981 年から日本における死亡原因の 第 1 位 を占めており、2019 年には 37 万 6,425 人の方が、がんが原因で亡くなっています。がん研究会のウェブサイト によると、日本人の 2 人に 1 人ががんに罹患し、生涯において何らかのがんに罹患するリスクは男性で 63.3%、女性で 48.4% とされています。がんとの闘いが、患者さん本人はもちろんのこと、がん闘病が家族や友人など、周囲の人々に与える影響を考えると、日本でもこの取り組みが非常に重要なことが実感できます。

5 For The Fight の発足時に同団体が目指したのは、従来は 「お金持ちだけが貢献できるもの」 という印象を持たれがちだったがん研究への寄付を、誰でも参加できる活動にすることでした。この活動に協力する日本のクアルトリクス メンバーも、この重要な闘いに 1 人 1 人が少しでも力になることができるよう、引き続きキャンペーンの実施や寄付の呼びかけなどの取り組みを続けていきます。

また、クアルトリクス・ジャパンでは、職場のウェルネス プログラムの一環として、「参加メンバー全員の歩数を合計して沖縄まで歩こう!」 キャンペーンを行うなど、社員一人一人の健康を改善することはもちろん、生産性の向上や体調面のケア、チーム内のつながり強化、従業員エンゲージメントの向上などに努めています。

【おわりに】

5 For The Fight のご紹介はいかがでしたでしょうか? この記事でも触れた通り、がんは、患者自身はもちろんのこと、家族や友人、同僚など周囲の人々にも影響を及ぼします。ぜひこの記事をお読みの皆様も、キャンペーンに参加いただければと思います。活動の詳細については、こちらのページ を是非ご覧ください。

淡路 良平

クアルトリクス合同会社
エンタープライズ事業部
外資系 Web テクノロジー、SaaS ベンダー企業のスタートアップの立ち上げ、チームリード等を経て現職。基幹システムの WEB サービス化、グローバルプロジェクト企画・運営、コンサルティング会社とのアライアンス等を成功に導く。2018 年 5 ⽉にクアルトリクスに参画後は、金融・通信やサービス・製造業まで幅広くエンタープライズアカウントを担当。2021 年に Qualtrics Elite Gold を取得。

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