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プレスリリース

米クアルトリクスと 電通グループ傘下のマークル社、
新しいインテグレーションにより、高度に個別化された
マルチチャネルでの体験の提供を実現

Qualtrics XM/OS と Merkury の統合で、顧客データの高速特定・分析と行動が可能に

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本リリースは2023年3月9日(米国時間)付けで米国クアルトリクスが発表した報道資料の抄訳版です。

 

【2023年4月18日 ソルトレイクシティ(ユタ州)発】

米国クアルトリクスと、株式会社電通グループの連結子会社で、電通グループの海外事業においてCXM(Customer Experience Management、顧客体験マネジメント)領域を中心にカスタマー・エクスペリエンス・マネジメント・サービスを手掛けるMerkle(以下「マークル社」)は、新しいインテグレーションを発表します。マークル社のID解決プラットフォームである Merkury™と、従業員・顧客体験に関するプロファイルデータであるQualtrics Experience iD (XiD) に代表されるクアルトリクスが提供するプラットフォームを組み合わせることで、企業はエクスペリエンスの最適化、顧客維持の向上、収益の増加を実現するための強力な新しい方法を手にすることができます。なお本インテグレーションは、先ずは米国内の一部のお客様を対象に、プライベートプレビュー版として提供されます。

Merkury の高度な ID 解決機能(異なるデータセットとデータベース間でIDを検索および分析して、一致するIDを見つけたり、IDを解決したりする機能)とQualtrics XMOS™ を組み合わせることで、ファースト パーティ データ (自社が入手したデータ) に基づき統一された顧客プロファイルを提供・強化・接続します。企業が顧客の期待をより深く理解し、個別化された顧客体験をオムニチャネルで実現するための行動を起こすことが可能になります。

Qualtrics XM Discover の最高製品責任者であるファブリス・マーチンは、次のように述べています。「Merkury の一連の高度な ID 解決・実現機能は、消費者のプライバシーが最優先されます。顧客プロファイルがファースト パーティ データに基づく世界では、不可欠なものです。我々のパートナーシップは、チャネル間のデータのサイロを取り除くことで、企業が高度なカスタマー エクスペリエンスを顧客に提供するために必要なインサイトを提供します」

デジタル化により、企業が顧客の動機やニーズをより深く理解し、オーダーメイドなエクスペリエンスを提供する新たな機会が創出されています。しかし、高度な個別化を実行するために必要となるデータは、複数のチャネルやチーム間でサイロ化していることが少なくありません。クアルトリクスの調査によると、デジタル リーダーの 39% が顧客プロファイルをリアルタイムで作成・更新する課題に直面しており、41% が個別化と顧客のプライバシーのバランスをとることが困難であると回答しています。

マークル社 のアイデンティティ ソリューションとクアルトリクスのエクスペリエンス管理ソフトウェアのシームレスな統合により、企業は組織内での必要なアクションを起こすインサイトを設計、実行、生成、運用できるエンドツーエンドのソリューションを手に入れることができます。Merkury は、企業がモバイル、ソーシャルメディア、Web 等のチャネルで匿名の顧客を識別し、各顧客プロファイルを多様な行動・財務・人口統計等の属性で強化し、これらの ID を、ターゲティング・分析プラットフォームに接続することを可能にします。

クアルトリクスが提供する Qualtrics XM Platform™は、サーベイなどの構造化された情報と、お客様窓口への問い合わせ、オンラインレビュー、チャットやソーシャル投稿などの非構造化データの両方から、顧客のその瞬間のフィードバックを収集することができます。この全方向的な視点で、自由記述式テキストの裏に隠されたトレンドやインサイトを企業が発見し、顧客にとって何が最も重要かを予測することを可能にします。

本ソリューションのユーザー企業は、マークル社の人物ベースの ID や Qualtrics Experience iD のエクスペリエンス データを、平均消費額やページ滞在時間、購入履歴などの自社の運用データと組み合わせることで、クアルトリクスが提供するカスタマー ジャーニー オプティマイザー(カスタマー ジャーニー最適化)等のソリューションを利用し、最適な顧客体験を設計して顧客維持率を改善し、収益を増加させるための的をしぼったアクションを推進できます。

マークル社のグローバル アナリティクス&テクノロジー リードである Shirli Zelcer 氏は、次のように述べています。「クアルトリクスとのパートナーシップを深め、Merkury と Experience iD の力によって、企業がインサイトをより活性化できることを嬉しく思います。アイデンティティとエクスペリエンスのデータをリアルタイムで使用することで、消費者が企業と接するすべてのやり取りにおいて、シームレスな体験を提供可能になります」

ソリューションの提供状況について
本インテグレーションは、米国内の一部のお客様を対象としたプライベートプレビュー版として提供されます。QualtricsとMerkleのパートナーシップの詳細については、こちらをご覧ください。

 

マークル社について

株式会社電通グループの連結子会社であるマークル社は、データ主導型の顧客体験管理(CXM)のリーディングカンパニーであり、プラットフォームやデバイスを問わず、ユニークでパーソナライズされた顧客体験の提供を専門としています。30年以上にわたり、フォーチュン1000社や大手非営利団体が同社と提携し、顧客ポートフォリオの価値を最大限に高めています。データ、テクノロジー、アナリティクスの分野で培ってきたノウハウは、超個性化マーケティング戦略を推進する消費者インサイトを理解する比類なきスキルの基盤を形成しています。コンサルティング、クリエイティブ、メディア、アナリティクス、データ、アイデンティティ、CX/コマース、テクノロジー、ロイヤルティ&プロモーションの各分野における強みを結集し、マーケティング成果の向上と競争優位を実現します。マークル社は、アメリカ、EMEA、APACの30カ国以上で16,000人以上の従業員を擁しています。詳細については、Merkle(1-877-9-Merkle)にお問い合わせいただくか、www.merkle.com をご覧ください。

 

■クアルトリクスについて
クアルトリクスは、企業や組織のエクスペリエンス・データ (X-data™)の収集から管理・分析、およびそのデータに基づくアクションに至るまでを同じプラットフォームで運用を行うテクノロジープラットフォームです。Qualtrics XM Platform™は、チーム、部門、組織全体がビジネスに欠かせない顧客、製品、従業員、ブランドという4つの主要なエクスペリエンスを一つのプラットフォームで管理するのみならず、アクションへつなげるシステムです。世界中の大企業18,750社超に、継続して人々に愛されるプロダクトの提供や、より多くのロイヤルカスタマーの獲得や、素晴らしい従業員文化の創造、あるいはアイコンとなるブランドを創るためにクアルトリクスを利用いただいております。顧客の中にはフォーチュン100企業の85%以上、米国のトップ100ビジネススクールの99校が含まれます。詳細と無料アカウントについては、www.qualtrics.com をご覧ください。

 

■クアルトリクス合同会社について
クアルトリクス合同会社は、2018年に国内で事業を開始した、Qualtrics LLC(本社: 米国ユタ州プロボ)が100%出資する日本法人です。
所在地 :東京都千代田区丸の内1丁目5ー1 新丸の内ビルディング 37F
代表者 :熊代 悟
事業内容:日本におけるクアルトリクス 製品の販売・サポート・導入支援
URL :www.qualtrics.com/jp/