選択肢の繰り越し
選択肢の繰り越しについて
選択肢を繰り越しでは、質問に対する回答の選択肢をコピーし、アンケートの今後の質問に取り込むことができます。たとえば、過去6か月間にあなたの会社から購入した商品に関する質問を、回答者に最初に表示できます。その後、回答者の選択肢を次の質問に繰り越して、その回答に対してランク付けするよう求めることができます。
繰り越す選択肢の追加
- 回答の選択肢を繰り越す質問を選択します。
- [質問の動作]セクションで、[選択肢を繰り越し]をクリックします。
ヒント:マトリックス表の質問で作業している場合は、[選択肢を繰り越し]ではなく、[記述を繰り越し](表の行)と[数値セットを繰り越し](表の列)のオプションが表示されます。
- 最初のドロップダウンで、回答の選択肢を繰り越す質問を選択します
- 2つ目のドロップダウンで、繰り越す回答の選択肢の条件を設定します。各オプションの説明については、「繰り越せる選択肢」を参照してください。
ヒント:自由回答欄が可能な質問から繰り越す場合は、[選択された選択肢 – 入力したテキスト]を選択して、自由回答欄ボックスに入力した内容を繰り越すことができます。
- 完了したら[確認]をクリックします。
ヒント:回答の選択肢を質問に繰り越すと、質問にすでに存在する他の回答の選択肢が結合されます。
- 繰り越しを編集または削除するには、繰り越しバーの右側にあるドロップダウンメニューをクリックし、目的のオプションを選択します。
繰り越しを追加すると、フォローアップ質問に一覧表示された候補となるすべての項目に緑色の二重矢印が付いて表示されます。緑色の二重矢印はその回答の選択肢が条件を満たした場合のみ回答者に表示されることを示します。
繰り越せる選択肢
選択肢、記述、尺度として繰り越し可能な値は、多数あることがわかります。
- すべての選択肢 – 表示、非表示を含む:質問内の1つの回答の選択肢をすべて繰り越します。
- 表示された選択肢:回答者に表示された選択肢のみを繰り越します。回答者への選択肢の表示/非表示に関する詳細については、回答選択肢への表示ロジックの追加に関するページを参照してください。
- 表示されていない選択肢:回答者に表示されなかった選択肢のみを繰り越します。回答者への選択肢の表示/非表示に関する詳細については、回答選択肢への表示ロジックの追加に関するページを参照してください。
- 選択された選択肢:回答者が選択した選択肢のみを繰り越します。
- 選択されていない選択肢:回答者が選択しなかったすべての選択肢を繰り越します。
- 入力されたテキスト:回答者が回答の選択肢テキストボックスに入力したテキストを繰り越します。回答者がテキストボックスのない選択肢を選択した場合、選択した選択肢のテキストが代わりに繰り越されます。
選択肢の追加
繰り越された選択肢が含まれる質問では、繰り越し元の質問に存在しない選択肢を追加することもできます。
左側の編集ウィンドウでプラス記号とマイナス記号をクリックするか、数を入力して元の選択肢の数を調整します。この数には元の選択肢の数のみが反映され、繰り越された選択肢の数は反映されません。
データのエクスポートと識別値の割り当て
繰り越しが有効な質問を含むデータをエクスポートすると、他の質問のエクスポートと同じように表示されます。選択肢テキストをエクスポートすると選択肢の名前がエクスポートされ、数値をエクスポートすると選択肢の識別値の割り当てが表示されます。以下は、数値のエクスポート例です。Q13は、選択肢が別の質問から繰り越されている質問を含む列です。
他の質問と同じように、繰り越しがある質問に対して識別値の割り当てまたは変数名の追加を実行できます。選択肢が繰り越された質問とソースの質問では、同じ選択肢に対して異なる識別値の割り当てと変数名を含めることができます。たとえば、ある質問では回答の選択肢の識別値の割り当てが1でも、繰り越した質問では代わりに0を割り当てることができます。