従業員インサイト

従業員エンゲージメント

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「従業員エンゲージメント」とは、従業員が会社に対して感じている愛着と、仕事を通じて成果を出そうとする意欲を測る指標です。従業員エンゲージメントの調査からは、従業員がどれだけ仕事に情熱を注いでいるか、会社のミッションにどれだけ共感しているか、そして自分の仕事が評価され、自分の能力を生かせていると感じているかを測定することができます。

従業員エンゲージメントが重要である理由は、 次のような項目を決定する要因となるためです。

  • 収益
  • カスタマーエクスペリエンス
  • 従業員の生産性
  • 従業員の創造性

しかし残念ながら、会社に愛着を感じ、意欲をもって仕事に取り組んでいる従業員は、全体の約30%にすぎません。 全体の50%はエンゲージメント率が低く、仕事に対するやる気を持てずに働いているという状態です。

それだけではありません。全体の約20%はエンゲージメント率が極端に低いため、職場の雰囲気を悪くし、組織の士気を下げています。 調査機関のGallupの試算によると、この極端にエンゲージメントが低い層によって、アメリカでは年間5,000億ドル相当の損失が生じています。 また極端にエンゲージメントが低い層は、職場の同僚に悪影響を与え、顧客離れを引き起こす原因になる可能性が高いとされています。

従業員エンゲージメントの測定

従業員エンゲージメントは、年に一度、全社向けの従業員エンゲージメントアンケートを実施して測定するのが一般的です。 このアンケートを実施すると、2つの重要な情報を得ることができます。 従業員のエンゲージメント率の水準と、エンゲージメント率を向上させる会社の方針や施策です。 エンゲージメントアンケートは、単に意見を求めるアンケートではなく、診断ツールという側面があるため、設問数は40~50程度とやや多くなるのが一般的です。

また、従業員エンゲージメントアンケートは、チームレベルや組織の最小単位など、匿名のしきい値に基づいてさまざまな階層で分析できるため、包括的な施策を立案できます。 一般に、アンケートでは次のような内容にどの程度賛同できるかを従業員に尋ねます。

  • 自分の勤務先を人に伝えるときに誇りを感じる
  • 2年後もこの会社で働いているだろう
  • 家族や友人に対し、この会社をよい勤務先として推奨できる
  • この会社での自分のキャリアパスを理解している
  • 仕事がうまくいったとき、上司は前向きな言葉をかけてくれる
  • 会社の戦略や目標を理解し、共感している

従業員エンゲージメントダッシュボード

年に複数回、定期的に従業員エンゲージメント率やその要因分析を行う場合、より小規模な「意識調査」を行うことがあります。 包括的な従業員エンゲージメントアンケートと比べると、意識調査は設問数が少なく、調査目的も絞られています。そしてエンゲージメントアンケートの結果がチーム単位で共有されるのに対し、より上層の経営陣に限定して共有されるのが一般的です。 意識調査を行うと、特定領域の現状をすばやく簡単に把握できるため、部門の責任者は、従業員の意識の向上に向けた施策の効果を測定できます。

従業員エンゲージメントアンケートと他のアンケートの違い

従業員エンゲージメントアンケートは、従業員の充実度や満足度を測るだけではないところが、他の従業員向けアンケートと大きく異なっています。 しかし、最大の違いは分析結果のレポート方法にあります。

組織内の課題や成功要因を責任者がピンポイントで見極められるよう、従業員エンゲージメントの分析レポートには高度な設計が必要です。 それには、高度な階層レポートや、カスタマイズできるインタラクティブなダッシュボードが必要です。

階層レポートを使うと、たとえば部門や地域、チームなどの単位でデータを集計し、比較できます。 エンゲージメントが特に高い部門や低い部門をすばやく把握することで、その原因が全社的な問題なのか、特定の部門の問題なのかを探ることができます。 また、階層レポートを使うことで、生産性とエンゲージメントを高めるための具体的な改善ポイントを理解できます。

カスタマイズされたインタラクティブなダッシュボードには、関連する部署の情報だけが表示されます。 CEOは全社の結果を閲覧でき、営業担当部長は営業チームの結果のみを閲覧できます。 ダッシュボードを使うと、クリック1つでデータ分析の角度を自在にアレンジできます。

従業員エンゲージメントの分布