メインコンテンツにスキップ
Qualtrics Home page

プレスリリース

沖縄市が、ワクチン接種支援ソリューションを稼働

SAPジャパン及びクアルトリクスは市民に対する円滑かつ迅速なワクチン接種の推進を支援

<プレスリリース一覧に戻る

【2021年5月27日 東京発】

SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下SAPジャパン)および米国クアルトリクスの日本法人、クアルトリクス合同会社(本社:東京都千代田区、カントリーマネージャー:熊代 悟、以下 クアルトリクス)は、沖縄市(市長:桑江 朝千夫)が、新型コロナウイルスワクチン接種の円滑な進行と確実な管理を行うため、クアルトリクスのソリューションを組み込んでSAPジャパンが提供するワクチン接種支援ソリューション「ワクチン・コラボレーション・ハブ(以下 VCH)」を稼働したことを発表しました。

沖縄市は、VCHの稼働とともに、市民へのワクチン集団接種を本年5月12日に開始しました。VCHを活用して、接種の予約、接種会場での本人確認、接種記録管理、さらには2回目接種案内、体調確認などのフォローに至るまで、新型コロナウイルスワクチン予防接種に関わる一連の管理と接種状況の可視化を行っています。

接種の予約については、ウェブ、コールセンター、LINE AiCall(5月26日開始予定)経由で予約を受付け、市民が希望する手段で予約を受付し全ての予約状況を一元管理しています。これにより、確実な予約の実現と接種日ごとに必要な人員を適切に確保しています。

接種会場での本人確認については、電子的に集約した予約情報をもとに本人確認のための身分証明書を確認後、市民が持参した接種券を接種会場で専用のタブレットでスキャン後、電子的に受付けすることでスムースな受付対応を実現します。

接種記録管理については、接種完了時点で、接種券を再びタブレットでスキャンし、登録したワクチンのロット番号、接種した医師の情報などを選択して、登録します。これらのデータは、沖縄市が管理するダッシュボードに表示され、接種状況をリアルタイムに把握できます。さらにこれらのデータは、国が管理するワクチン接種記録システム(VRS)にも反映されます。

2回目接種案内については、住民が1回目接種終了後に会場で2回目を予約し、接種3日前にLINE AiCallとEメールにて接種の確認が住民に送られる仕組みを通して接種忘れを防止する仕組みになっています。

体調確認については、接種を完了した住民には、接種後の体調を確認するためのウェブベースのアンケートに回答いただきます。アンケートの結果は、沖縄市が俯瞰的に接種状況を把握し、必要に応じて状況を市民に共有するために活用されます。

さらに、接種会場でも接種の体験についてフィードバックアンケートを実施しています。予約のしやすさ、接種までの待ち時間、会場内での誘導、会場へのアクセスなどを確認し、住民からのアンケート結果は今後の運営に反映していくことに活用しています。

これら一連のワクチン接種支援の仕組みの提供を通してSAPジャパン及びクアルトリクスは市民に対する円滑かつ迅速なワクチン接種の推進を支援しています。

沖縄市新型コロナウイルスWeb予約(VCH)は以下からご確認いただけます。

以上

■ SAPジャパンについて
SAPジャパンは、SAP SEの日本法人として1992年に設立されました。SAPの戦略は、あらゆる企業がインテリジェントエンタープライズになるよう支援することです。SAPはエンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェア市場のリーダーとして、あらゆる業種・規模の企業の成功を支え、そのマシンラーニング、IoT、高度なアナリティクスの技術により、従業員がより価値の高い成果に集中できる企業のあり方である「インテリジェントエンタープライズ」へとすべての企業が変革できるよう支援しています。さらに、人々や組織が的確なビジネス判断を行うための洞察力を深めるサポートをし、高い競争優位性を実現するための協業を促進しています。よりシンプルになったSAPの技術により、企業はボトルネックにわずらわされずに目的に沿ってソフトウェアを最大限に活用できるようになります。SAPのエンド・ツー・エンドのアプリケーションスイートとサービスは、世界25業種における企業および公共事業のお客様が利用し、ビジネスにおいて利益を上げ、絶え間ない変化に適応し、市場における差別化を実現するサポートをしています。お客様、パートナー、社員、ソートリーダーなどのグローバルネットワークを通して、SAPは世界をより良くし人々の生活を向上させることに貢献しています。( www.sap.com/japan )

■クアルトリクスについて
クアルトリクスは、企業や組織のエクスペリエンス・データ (X-data™)の収集から管理・分析、およびそのデータに基づくアクションに至るまでを同じプラットフォームで運用を行うテクノロジープラットフォームです。Qualtrics XM Platform™は、チーム、部門、組織全体がビジネスに欠かせない顧客、製品、従業員、ブランドという4つの主要なエクスペリエンスを一つのプラットフォームで管理するのみならず、アクションへつなげるシステムです。世界中の大企業13,000社超に、継続して人々に愛されるプロダクトの提供や、より多くのロイヤルカスタマーの獲得や、素晴らしい従業員文化の創造、あるいはアイコンとなるブランドを創るためにクアルトリクスを利用いただいております。顧客の中にはフォーチュン100企業の85%以上、米国のトップ100ビジネススクールの99校が含まれます。詳細と無料アカウントについては、www.qualtrics.comをご覧ください。

クアルトリクスのワクチンソリューションに関するブログはこちら

■クアルトリクス合同会社について
クアルトリクス合同会社は、2018年に国内で事業を開始した、Qualtrics LLC(本社: 米国ユタ州プロボ)が100%出資する日本法人です。
所在地 :東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング9階
代表者 :熊代 悟
事業内容:日本におけるクアルトリクス 製品の販売・サポート・導入支援
URL :www.qualtrics.com/jp/