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プレスリリース

カシオ、クアルトリクスの
カスタマー エクスペリエンス管理ソリューションを採用

G-SHOCK から教育関連製品に至るまで
「ユーザーが喜ぶ体験を提供し続ける」目標を
各種デジタル ツールとのスムーズな連携で強力に支援

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【2021 年 10 月 28 日 東京発】

米国クアルトリクスの日本法人、クアルトリクス合同会社 (本社: 東京都千代田区、カントリーマネージャー: 熊代 悟、以下 クアルトリクス) は、カシオ計算機株式会社 (本社: 東京都渋谷区、代表取締役 社長 CEO: 樫尾 和宏、以下 カシオ) が、デジタル接点での顧客の声を収集し、よりよい製品・サービスの提供に役立てるため、クアルトリクスのカスタマー エクスペリエンス管理ソリューション「Qualtrics CustomerXM 」を採用したことを発表します。

採用の背景
カシオでは、「G-SHOCK」に代表される時計や、関数電卓などの教育関連製品、電子楽器など幅広いユーザーが継続的に利用する製品を取り扱っています。

これまでは、「優れた製品を提供することが、購入と愛着を高める」プロダクト・ファーストの考えが主でしたが、デジタル化の急速な進行を受け、「ユーザー一人一人に寄り添った価値や体験を提供していく」 ユーザー・ファーストの考えにシフトしています。

そこで同社デジタル統轄部では、メーカーとして優れた製品を届けることは続けながらも、「購入前から購入後に至るまでユーザーが喜ぶ体験を提供し続ける存在になること」を目標とした、「ユーザー中心のバリューチェーン構想」 をDX 戦略として掲げました。

これを実現するため、カシオでは、ユーザー データを積極的に取得・分析して、有効なアクションに繋げたいと考えました。

プラットフォームの豊富な連携機能で
最適なカスタマー エクスペリエンスのスムーズな提供を実現

現状ではプラットフォーム・販売チャネル・製品などのカテゴリー別にサイロ化されてしまっているユーザーのデータを収集・統合・分析・活用し、各ユーザーに最適な体験を提供できる、包括的カスタマー エクスペリエンスの中軸となるプラットフォームとして選ばれたのが、クアルトリクスの Qualtrics CustomerXM™ でした。

Qualtrics CustomerXM™ のデジタル カスタマー エクスペリエンス ソリューションは、Eコマース サイトやアプリなど、複数のタッチポイントのエクスペリエンスを管理し、ジャーニー ステージ毎の CX 指標の可視化と改善アクションの管理を同時に行うことができるプラットフォームです。

Marketo や Treasure Data、AdobeAnalytics など、各種デジタル ツールとの連携が可能で、既存のシステムで取得するアクセス解析データや購買情報、顧客情報と顧客の声であるエクスペリエンスデータを連携し、得られたインサイトに基づき、効果的なアクションを実行することができる環境を構成します。また、フリー テキスト分析機能や相関等の統計分析を含むリアルタイム ダッシュボード機能などにより、現状把握と有効なアクションの策定がよりスムーズに実行可能となります。

カシオでは、オンライン ストアでのフィードバック取得、パーソナライズした購入者向けのアンケート実施などを通じ、「NPS に作用する有効なドライバーの理解」「購入チャネル別 NPS 分析」「フリーコメントのテキスト分析」などを実施することにより、最適なカスタマー エクスペリエンスのスムーズな提供を実現し、ユーザー起点の事業活動を推進していく予定です。

カシオ計算機株式会社 デジタル統轄部長 石附洋徳様のコメント
「一人一人のユーザーに向き合い、優れた体験を提供し続けるためには、様々なデータを収集、分析、活用することは欠かせませんが、現在カシオが所有するデジタル行動データや購買データ、サービス/製品の利用データだけでは不十分だと考えていました。今回クアルトリクスの Qualtrics CustomerXM™を導入させて頂くことで、ユーザーの“内なる声”に耳を傾け、サービスの更なる質の向上と、個々のユーザーに対する最適なアプローチの実現を目指しています。世界中のカシオやG-SHOCKのファンの皆様に喜んで頂くために、様々な活動を今後も進めて参りますので、ご期待ください。」

クアルトリクス カントリーマネージャー 熊代悟のコメント
「カシオ計算機株式会社の 『ユーザー中心のバリューチェーン構築』という DX ジャーニーをアシストするためのツールとして、クアルトリクスの Qualtrics CustomerXM™ を選択いただいたことを大変嬉しく思います。グローバル パンデミックで大きく前進したデジタル化の波は、消費者の行動にも多大な影響を与えています。顧客の声を聞き逃すことなく分析し、改善アクションを重ねていくことを可能にするクアルトリクスの Qualtrics CustomerXM™ が、ユーザーとの強固なコミュニケーション回路を築くためにお役に立つことを願っています。」

以上

■カシオ計算機株式会社について
カシオ計算機株式会社は、「創造 貢献」を経営理念に掲げ、時計、電卓、電子楽器、電子辞書などのコンシューマ向け製品や、法人向けソリューションなどを事業としています。主力事業である時計は、「G-SHOCK」を中心にラインアップを展開し、スマートウオッチにも取り組んでいます。また、祖業の電卓では、世界各国の教育に導入されている関数電卓、一般向け事務用電卓、特定の業務に特化した専用電卓などを展開中です。近年は、ウエアラブルデバイスの開発力やセンシング技術を活かし、株式会社アシックスとの共創によるランナー向けパーソナルコーチングサービス「Runmetrix」や、デジタルカメラの技術を応用した医療分野向けカメラなども提供しています。

■クアルトリクスについて
クアルトリクスは、企業や組織のエクスペリエンス・データ (X-data™)の収集から管理・分析、およびそのデータに基づくアクションに至るまでを同じプラットフォームで運用を行うテクノロジープラットフォームです。Qualtrics XM Platform™は、チーム、部門、組織全体がビジネスに欠かせない顧客、製品、従業員、ブランドという4つの主要なエクスペリエンスを一つのプラットフォームで管理するのみならず、アクションへつなげるシステムです。世界中の大企業13,500社超に、継続して人々に愛されるプロダクトの提供や、より多くのロイヤルカスタマーの獲得や、素晴らしい従業員文化の創造、あるいはアイコンとなるブランドを創るためにクアルトリクスを利用いただいております。顧客の中にはフォーチュン100企業の85%以上、米国のトップ100ビジネススクールの99校が含まれます。詳細と無料アカウントについては、www.qualtrics.com をご覧ください。

■クアルトリクス合同会社について
クアルトリクス合同会社は、2018年に国内で事業を開始した、Qualtrics LLC(本社: 米国ユタ州プロボ)が100%出資する日本法人です。
所在地 :東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング9階
代表者 :熊代 悟
事業内容:日本におけるクアルトリクス 製品の販売・サポート・導入支援
URL :www.qualtrics.com/jp/