メインコンテンツにスキップ

プレスリリース

ヤマハ発動機、クアルトリクスの
従業員エクスペリエンス管理ソリューションを継続利用し、
エンゲージメントの可視化・共有・アクションへの流れを体系化

〜2022年の調査ではエンゲージメントスコアが前年比で3ポイント向上、

「友人・知人に勧めたい」との項目は2年で6ポイント向上、

「必要なアクションが起こされると思う」との項目も2年で9ポイント向上〜

<プレスリリース一覧に戻る

【2023 年 7 月 14 日 東京発】

米国クアルトリクスの日本法人、クアルトリクス合同会社 (本社:東京都千代田区、カントリーマネージャー:熊代 悟、以下 クアルトリクス) は、ヤマハ発動機株式会社 (本社:静岡県磐田市、代表取締役社長:日髙 祥博、以下 「ヤマハ発動機」) が、従業員エクスペリエンス管理ソリューション 「Qualtrics™ EmployeeXM™ 」を継続利用し、エンゲージメントスコアにおいて向上がみられ、調査から可視化、共有、アクションへの流れをつくられていることを発表いたします。

ヤマハ発動機では、経営理念の1つである「仕事をする自分に誇りがもてる企業風土の実現」に向け、「従業員エンゲージメント」の維持・向上と、そのためのアクションの洗い出しとそのアクションを継続的に実施するため、クアルトリクスの従業員エクスペリエンス管理ソリューションを採用しています。

初回の2020年の調査から継続的な改善を確実に進めるため、改善アクションの推進役を担う管理職に対し『議論ではない対話の進め方』をインプットし続けました。調査結果の分析法やアクションの優先順位に関するインプットを続けた結果、2022年の調査ではエンゲージメントスコアが2021年比で3ポイント向上しました。

特に「働きがいのある会社として友人・知人に勧めたい」という項目は2年間で6ポイント向上しました。また「調査結果に応じて、チーム(あるいは部署)で必要なアクションが起こされると思う」という項目は2年間で9ポイント向上しています。

ヤマハ発動機による導入事例の詳細はこちら

会社全体の属性分析による、改善アクションを打つべき領域の特定

ヤマハ発動機では、属性別などにより詳細な分析も進めています。初回調査の内容を分析した結果、「30代前半の従業員のエンゲージメントスコアが、他の層と比較して低い」という問題が特定されています。この対策のための施策として、社長と30代前半の従業員との間で、社長自ら従業員に長期ビジョンを説明するとともに、従業員から『社長に聞きたいこと・言いたいこと』を募る「対話会」を、約50回実施しました。

その結果、「参加者からも『職位を問わず自由に意見を言うことができた』と大変好評で、実際『経営層は、ありたい姿を説明できている』という設問のスコアでは、2022年の調査では前年度と比較して15ポイント向上しています。

今後、国内だけでなく、グローバル全体のヤマハ発動機グループにも展開し、共通の目標を設定することで、グループ全体でのエンゲージメント向上を図るとともに、継続的なフォローアップを目指していきます。従業員が取り組むことに『ワクワク』できる改善アクションを増やすことで、ヤマハ発動機が掲げる『感動創造企業』に向け、さらに進んでいく考えです。

 

ヤマハ発動機 人事総務本部 人事戦略部 部長 牧野 敬一朗様のコメント

「サーベイ結果を活用してエンゲージメント向上への様々な活動が行われることで、会社が変化し始めていることを感じています。ただ、なかなか結果につながっていないところがあることも事実です。大事なことは、改善アクションを起こしていくサイクルをあきらめずに回し続けることだと思っています。その役に立つような職場支援を人事部門としても進める予定です」

クアルトリクス カントリーマネージャー 熊代悟のコメント

「ヤマハ発動機様が、エンゲージメントの向上に向けてサーベイの実施にとどまらず、改善点の洗い出しとアクションを継続的に実施されていることを大変光栄に思います。

従業員体験の向上は一朝一夕では達成できず、サーベイなどを通じて従業員一人ひとりの現状を把握し、エンゲージメント向上につながるファクターを見つけ改善し続けることが必要となります。ヤマハ発動機様が数年にわたりこうした活動を全社的に行われていることは、従業員体験の向上を目指す企業にとってモデルケースとなるでしょう。今後もヤマハ発動機様がクアルトリクスのソリューションを継続利用され、自分の仕事に誇りがもてる企業風土の実現に貢献できるように、これからもご支援続けます」

 

■ヤマハ発動機株式会社について

ヤマハ発動機は、パワートレイン技術、車体艇体技術、制御技術、生産技術を核とし、二輪車や四輪バギー、電動アシスト自転車などのランドモビリティ事業、ボート、船外機等のマリン事業、サーフェスマウンターやドローンなどのロボティクス事業、さらには、ファイナンス事業など多軸に事業を展開、世界30ヶ国・地域のグループ140社を通じた開発・生産・販売活動を行い、企業目的である「感動創造企業」の実現に取り組んでいます。今や、当社製品は 180 を超える国・地域のお客さまに提供され、連結売上高の約 9 割を海外で占めるに至っています。詳しくはこちらまで⇒http://global.yamaha-motor.com/jp/

 

■クアルトリクスについて
クアルトリクスは、企業や組織のエクスペリエンス・データ (X-data™)の収集から管理・分析、およびそのデータに基づくアクションに至るまでを同じプラットフォームで運用を行うテクノロジープラットフォームです。Qualtrics XM Platform™は、チーム、部門、組織全体がビジネスに欠かせない顧客、製品、従業員、ブランドという4つの主要なエクスペリエンスを一つのプラットフォームで管理するのみならず、アクションへつなげるシステムです。世界中の大企業18,750社超に、継続して人々に愛されるプロダクトの提供や、より多くのロイヤルカスタマーの獲得や、素晴らしい従業員文化の創造、あるいはアイコンとなるブランドを創るためにクアルトリクスを利用いただいております。顧客の中にはフォーチュン100企業の85%以上、米国のトップ100ビジネススクールの99校が含まれます。詳細と無料アカウントについては、www.qualtrics.com をご覧ください。

■クアルトリクス合同会社について
クアルトリクス合同会社は、2018年に国内で事業を開始した、Qualtrics LLC(本社: 米国ユタ州プロボ)が100%出資する日本法人です。
所在地 :東京都千代田区丸の内1丁目5ー1 新丸の内ビルディング 37F
代表者 :熊代 悟
事業内容:日本におけるクアルトリクス 製品の販売・サポート・導入支援
URL :www.qualtrics.com/jp/