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エクスペリエンスマネジメント(XM)

XMDay 2023 のご報告

去る 2 月 15 日、全世界のクアルトリクス拠点で、第 3 回となる “XM Day” が開催されました。今回の記事では、「クアルトリクスで働く各メンバーが、自分の周囲に存在するエクスペリエンス ギャップの解消に取り組む日」である XM Day について、日本をはじめとする世界各拠点の取り組みを中心にご紹介したいと思います。

XM Day (エックスエム デー) とは?

クアルトリクスのミッションは、顧客企業が自社従業員顧客に対して提供するエクスペリエンス (体験) のギャップを埋めることです。元々はクアルトリクスのNASDAQ 上場を記念して発足した XM Day では、クアルトリクスで働く各メンバーが、このミッションをそのまま、各自の周囲で起こっている「エクスペリエンス ギャップ」の解消のために実行に移すことが奨励されます。

個人またはチームとして、私たちの社会に存在する「あるべき姿にない」エクスペリエンスを見つけ、改善することに取り組みます。日頃から関心を寄せてきた社会問題の解決に向けて力を発揮する日、といえるでしょうか。

XM Day の活動は、クアルトリクスで働く各メンバーが自分の興味や関心に応じて選ぶこともあれば、チーム単位や有志での呼びかけで結成されるグループ単位で、ボランティア活動に参加するメンバーもいます。活動の内容も、募金から講座の寄付、体を動かすボランティア活動まで多彩です。

XM Day 2023 @ Tokyo! 

今年の XM Day には有志の呼びかけにより、東京オフィスでも2種類の「エクスペリエンス ギャップ解消」のための取り組みが実施されました。

・ドナルド・マクドナルド・ハウス
公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス (DMHC) は、「お家から遠く離れた病院に入院しているお子さんとご家族のための第二のわが家」として機能する、「お子さんの治療に付き添うご家族のための滞在施設です。病気に日々立ち向かっている入院中の子どもたちと、看護や付き添いで大きな負担がかかることも少なくないそのご家族の負担を減らすため、家庭的な雰囲気の中、経済的な負担を軽減しながら滞在できる施設として運営されています。

有志の呼びかけにより、ウィッシュリストに登録された物品を各メンバーがオフィスに持ち寄り、梱包作業と発送までを行いました。ドナルド・マクドナルド・ハウスについては、詳しくは こちら をご参照ください。

・チャリボン & むすびえ
特定非営利活動法人全国こども食堂支援センター・むすびえは、「こども食堂が全国のどこにでもあり、みんなが安心して行ける場所となるよう環境を整える」ことをミッションとして活動する NPO 団体です。寄せられた寄付は、多様なプログラムをこども食堂で実施するための事業費をはじめとする費用に充てられます。

日本財団の調査 によると、7人に1人の子どもが相対的貧困状態にあるといいます。ひとり親家庭では、この数字は実に2人に1人にのぼります。「給食が食べられない長期休暇中には、満足に食事がとれない」「スニーカーが購入できないので部活を諦めざるを得ない」等の環境に直面しながら育つ子どもたちは、医療や食事、学習、進学などの面で極めて不利な状況に置かれてしまいます。

この大きな「壊れたエクスペリエンス」の解決に取り組む同団体を支援したいとの思いから、東京オフィス有志の呼びかけにより、バリューブックスが運営する「チャリボン」を通じて書籍・DVD・CD・ゲームソフトを集め、収益を「むすびえ」に寄付する取り組みが行われました。「むすびえ」への支援については こちら から、「チャリボン」を経由した寄付については こちら からお読みいただけます。

世界のクアルトリクスでの XM Day

ここからは、世界の各拠点で行われた XM Day の活動についてご紹介しましょう。

献血での支援の様子@オーストラリア

小児がん患者に対する支援の様子

農家への支援の様子

がん患者への支援の様子@米国

おわりに

XM Day のご紹介はいかがでしたか? 日頃はお客様のエクスペリエンス ギャップ解消を支援する立場にある私たちですが、自分たちの周囲で起きている「壊れたエクスペリエンス」の解消のために行動するこの日は、自分の身の回りだけでなく、社会全体にも目を向け、自分自身の立場や役割を考えるための機会として活用されているようです。

クアルトリクスでは、他にも数多くの社会貢献活動に取り組んでいます。活動の模様などは #XMDay のハッシュタグ付きで公式ソーシャルメディア (TwitterFacebook) でも発信している他、参加メンバーも自分たちの活動をアピールしています。ぜひフォローしてみてください。

榎本 陽介

クアルトリクス合同会社
PR マネージャー

大学卒業後に、医療系の出版社、テレビ局、在メキシコ日本語新聞社にて、約8年ほど記者・編集者として勤務。グローバル企業の動向など、政治・経済・経営・社会・文化に関する幅広いニュースを500本以上手掛けた。
その後PR業界にわたり、製造業やIT企業、総合コンサルティングファーム、ベンチャー企業などで、規制緩和のためのパブリック・アフェアーズ、事業成長を訴求するためのコーポレートPR、新市場創造のためのマーケティングPR、危機管理広報などを経験。
クアルトリクスでは、PR全般を担当している。早稲田大学文化構想学部卒。

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