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Qualtricsメンバー紹介 Vol.5 – シマブクロ理歩さん&マルティネズダイアナさん

こんにちは!クアルトリクスの採用チームの矢口菜々子です。

クアルトリクスで働く Qmember の「エクスペリエンス(体験)」について聞くブログシリーズですが、今回は趣向を変えて「新卒のキャリア」をテーマにご紹介します。

クアルトリクスでは毎年新卒採用・第二新卒採用を行っています。比較的新しいIT業界、SaaS業界では「新卒社員の業務内容」「社員のキャリア形成」といった点に疑問を抱える人もいるかと思います。

クアルトリクスでは新卒の方は、どのようなキャリアを歩むのか。今回は「新卒一号」として入社した社員と、昨年、2022年に新卒で入社した社員に、入社からこれまでの ”体験” を対談形式で振り返っていただきます。

 

Q:まずは2人の学生時代の”体験”を教えてください。お2人とも海外での生活が長いですね。

Diana:私は14歳までフィリピンで育ちました。その後、日本に移住しました。大学も日本です。これまで10年ほど過ごしています。

Riho:私は18歳までアメリカで生活していました。大学入学時に来日し、学生時代は中国への留学も経験しました。日本での生活は通算で6年ほどです。実は同じ大学、しかも同じ学部出身なんですよね。

Diana:そうですね! それを聞いてびっくりしました。

 

Q:2人はクアルトリクスのことをどのように知ったのですか?どうしてクアルトリクスへの入社を決めたのですか?

Diana:大学卒業後はすぐ就職せず、数ヶ月インターンをしていたのですが、その間にLinkedInでスカウトがきました。新卒でLinkedinによるスカウトがあまりない時代だったのでびっくりしたのと、英語でのメッセージだったこともあり興味を持ちました。インタビューを通じて、クアルトリクスの人の良さに感動して入社を決意しました。インターナショナルな環境で、日本語と英語を使えることも魅力でしたね。

 

Riho:私もLinkedin 経由での連絡がきっかけでした。中国に留学していたこともあり、日中関係や国際関係に興味がありました。ただ、就職に関しては、国際関係に絞らずに、また幅広い業界をみていたのです。

ただ、とある企業の会社説明会に参加した際に、参加者に対して「入社から2〜3年で胸を張って『これを成し遂げた!』ということがあるのか」という質問を投げかけたのです。そこで、Yesと回答できた人が1人もいませんでした。

これを聞いたあとに、「新卒1年目で『これを成し遂げた!』」と言えることをできる環境に置きたいと考えるようになりました。

クアルトリクスを入社する決め手となったものが2つあります。

まず、クアルトリクス日本法人立ち上げメンバーとして入社できることが非常に魅力的でした。当時はProduct Specialistという他国では新卒の方が多いポジションに採用されましたが、私は日本法人が約30名の時の初の新卒社員でした。1年目でありながらも、今後のクアルトリクス日本法人の基盤を作っていくことに貢献できると思いました。

また、クアルトリクスは「日々のエクスペリエンスギャップ(体験の差)を埋めることによって、世界で起きている紛争のような最大のエクスペリエンスギャップも埋めていくことが可能になる」ことを掲げており、大学で専攻していた内容もエクスペリエンス管理に繋がるのでは?と思ったのです。

ちょうど、Linkedinで声をかけてくれた人も他の地域でクアルトリクスに新卒として入社した後に、マネージャーポジションに昇格された方でした。新卒での入社後に確実なキャリアを歩んでいる人がいることがわかり、また初めての採用でも今後入社のサポートも受けられるという信頼感がありました。Product Specialistは技術的なコンサルティングを行う仕事で、技術的な知識がないことに不安はありましたが、面談を通してそういった不安も解消されていったのです。

 

Q: 入社されてみていかがでしたか?一緒に働く同僚など、仕事環境についてはいかがでしょうか?

Diana:気軽になんでも聞ける環境だなと思います。新卒の社員は、全員Product Specialistの仕事をするのですが、全員同じ仕事をしているので、みんなで情報共有しながら、仲良く仕事ができていると感じています。何か課題があった時も、お互いに相談して、何度もトラブル・シューティングをしながら仕事していますね。

Riho:私も同じような体験をしました。私の場合は新卒が私だけでしたし、もともと人に物事を頼むのは苦手意識がありました。しかし、クアルトリクスは全員が #One Teamで手伝うという姿勢を感じました。世代・役職を超えてチームで、色々難しいなと思ってたことを一緒に相談して乗り越えたいと思います。絆が生まれましたね。

当時私のマネージャーが日本にいなかったため、カスタマーサクセスのメンバーと一番近くで働いており、仕事を通じて信頼関係も出来上がっていました。週末も遊びに行っています。仕事の人と週末に遊びに行くことは想像していなかったので、今でも驚いています。

EX(従業員体験)CX(顧客体験)の領域は奥が深く、その界隈で長年活躍されてきた専門家の方がクアルトリクスにはいます。そういった方々と気さくに話せるところだったり、そうした専門家と直で仕事していることはクアルトリクスで働くアドバンテージだなと思います。#Scrappy な環境が整っているからこそ、学びが多いですし、わからないことに気づける。幅広いビジネス観点から、仕事を見れると思います。

Diana:私も同意します。Scrappyだからこそ、いろんなプロジェクトに関われることが魅力的ですね。マネージャーから大きなゴールが決められますが、プロアクティブに自分からやりたいことを手を挙げれば、できる環境だなと思います。指示を待たずに、周りと連携をとって動く、こんなソフトスキルが身についたなと思います。

 

Q: Product Specialist はカスタマーフェイシングの仕事です。スムーズなコミュニケーションをとるために、工夫されたことはありますか?

Diana:技術的なことを伝えるため、なるべくわかりやすく、簡潔に説明することを心がけています。これは、どんな環境でも活用できているスキルですね。わかりやすく説明することが大事です。日々グローバルから共有される情報をキャッチしたり、サポートページを読んだりしながら、勉強しています。

Riho: 私も回答を迅速に、かつ丁寧にすることを常に気にかけていました。早く回答して損はないと思います。メールと電話でのコミュニケーションが多くなり、顔が見えない状態になることが多い中で、書き方・言葉遣いが間違っていることは避けていました。第一印象をよくするためにこの点に気をつけていますね。

 

Q:なるほど。丁寧なコミュニケーションでお客さんと信頼関係を築いていけたのですね。そうして色々な仕事を任されたかと思いますが、思い出に残っているプロジェクトとかありますか。

Diana:ウクライナ避難民を支援するプロジェクトですね。初めて外部の方と直接的にやりとりをしたプロジェクトなので印象に残っています。避難民の方々に、日本での生活の状況や不安なことについてサーベイを通じて聞くプロジェクトですが、チームで決めた内容や流れで、サーベイを自ら設計したのが初めてでした。どのような文脈でサーベイを設計するのか、背景や考え方に初めて触れたと感じました。プロジェクトを通じて、社会貢献もできたと感じます。

Riho:私は社内のことですが、初めて日本の方向けにサポートポータルを作成したところですね。こちらはお客様と接するなかで、同じ様な質問を受けるなと感じたことがあったのです。そうした中、海外にはそういった技術的なことを一括で伝えるサポートページがあったのですが、日本ではなかったので、その作成から初めてみました。徐々にお客さんから問い合わせがきて、お客さんの課題解決に貢献していると感じました。

今はカスタマーサクセスに在籍していますが、この仕事を通じてカスタマーサクセスの部署と関係を築くことができたと感じます。自分でイニシアティブを握って動かしたことが印象に残っています。

 

Q:クアルトリクスでは、新卒社員は18ヶ月後に、Qmobilityという制度を使って、別の部署へと異動しますね。2人はどうやって今の仕事を決めましたか?

Riho:サポートポータルを作った経験から、カスタマーサクセスに興味を持ちました。しかし、1:1のサポートではなく、幅広く多くのお客さんのスキルの向上に携わりたいとおもいました。今は、Basecampというページの作成・管理を担当しています。One to Manyの発信を通して、お客さんの技術の向上を届ける活動を日々行っています。こういった仕事は、Qmobility前だと携われないことで、カスタマーサクセスに移動したからこそ成し遂げられたといえるなと感じます。

当時の上司はオーストラリア人ですが、異動する3ヶ月前に本格的にディスカッションを重ねました。自分のやりたい方向性とこれまでの経験を照らし合わせて最適なところにいけるように、他のマネージャーの方にも手厚くサポートしてもらいました。

Diana:私も異動にあたり、TAM、 カスタマーサクセスといろいろなチームやマネージャーの方に相談にのってもらいました。ただ、今のグローバルなチームから離れたくなく、将来的にプロジェクトマネージャーになりたいと思って、Enterprise Supportという仕事を担当することに決めました。Enterprise Supportは特定のお客さんを担当し長期的な関係を築くのではなく、いろんなお客さんに対してどういう風にQualtricsを使っているか見届けることができるので、自分の方向性に合っているなと思っています。色々なお客さんの成功を見届けたいですね。

 

Q: 最後に、これまでの体験を振り返ってみて、どういう人がクアルトリクスに合っていると感じますか?どういう人が活躍されていると考えますか?

Diana:クアルトリクスはベンチャー気質もあり、まだプロセスが確立されていないところもあります。手順があまりない中、自ら進んで仕事を見つけて掴んでくれる人が合っているなと思います。信頼できる人・仕事を任せられる人がいいですね。例えミスしても前向きに向き合える人ですね。お互いに刺激しあいながら、お互いから学ぶ考え方があるひとがいいなと思います。チームメートとして欲しいですね。

Riho:私も姿勢として待つ人ではなく、自ら自発的に動ける人、自ら貢献できるところを探し出す人がいいなと思います。解決案に向き合える人ですね。その努力はクアルトリクスで評価されると思います。

—---2人ともありがとうございました!

いかがでしたでしょうか。新卒で入社された後に、努力されたことや、成長された点などをご紹介いただき、クアルトリクスでどのようなキャリアを歩めるか、少しでもイメージを掴んでいただければ嬉しいです。

ちなみにですが、クアルトリクスでは福利厚生の一環として、四半期ごとに「Wellness Benefit」が支給され、毎日の心身の健康維持のために利用することができます。

日々活躍される2人は、「ジムやスノボ、パラグライダーなど、普段はできない体験に利用」「機能性の高い、少し高めのママチャリを購入」するなどして、日頃の疲れを癒しつつ、仕事に向かっているとのことです。

矢口 菜々子

クアルトリクス合同会社
ソーシング・リクルーター

国際基督教大学卒業。新卒で IT 企業に SDRとして入社後、SaaS企業のあり方についての勉強を重ね、転職。2022年3月にクアルトリクス入社。ソーシング・リクルーターとして、候補者にクアルトリクスの魅力を伝えることに注力している。

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