データアイソレーション

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データ分離について

クアルトリクスが最も重要視しているのは、顧客データの保護です。AkamaiのCloud Security Suiteとハイエンドのファイアウォールシステムを使用して、サーバーを保護しています。脆弱性を迅速に発見して修正できるよう、定期的にスキャンと侵入テストを実施しています。また、業界標準のSSAE16方式で個別に監査された、信頼できるデータセンターのみがサービスをホストすることを許可しています。

さらに厳格なセキュリティ要件をお持ちのお客様向けに、クアルトリクスはデータアイソレーションを提供しています。これは、データ暗号化のレイヤーを追加することで、世界トップクラスのセキュリティをさらに一歩進めるものです。

データ分離の取得

データ分離は、すべてのライセンスで利用できます。ご購入または詳細にご興味がおありの場合は、アカウントエグゼクティブまたはアカウントサービスまでお問い合わせください。

データ分離へのアクセスは、1つのアカウントだけでなく、ブランド全体に対してのみ購入可能であること、また、この機能をリクエストするにはブランド管理者である必要があることにご注意ください。データ分離を有効にすると、そのブランドでは無効にできなくなります。

データ分離の確認

ブランド管理者は、組織設定のセキュリティセクションに移動して、ブランドでデータ分離が有効になっていることを確認できます。

組織でデータアイソレーションが有効になっている場合、「データアイソレーションのステータス:有効」と表示されます。データ分離のモードも表示されます。 

  • 専用キー:Qualtricsが管理する暗号化キーを使用することを示します。
  • 外部キー:お客様自身が暗号化キーを管理することを示します。 

ヒント:組織でデータ分離が有効になっていない場合、このセクションはセキュリティ設定に表示されません。 

暗号化方式

クアルトリクスのデータ分離では、データの収集とデータへのアクセスでプロセスが分かれています。

回答収集の暗号化

回答者がアンケートに回答すると、その回答はHTTPS経由でクアルトリクスの短期回答ストレージに送信されます。
アンケートの固有の顧客IDを参照して、
の顧客がクアルトリクスデータ分離を使用しているかどうかを判断します。顧客がデータ分離を使用する場合、その顧客が収集したすべてのアンケートの全データが暗号化されます。
データ分離が使用されている場合、暗号化サービスはAmazon KMSサービスの顧客固有のマスターキーを使用して、Amazon Key Management ServiceからアンケートのAES 256ビットデータ暗号化キーを取得します。
暗号化サービスは、キーと回答固有の初期化ベクトルを使用してデータを暗号化し、クアルトリクス回答データベースに書き込みます。
回答データが最終的にオフサイトのデータセンターにバックアップとして記録される際、バックアップデータは暗号化された形式のままであり、ディスク全体にさらに暗号化レイヤーが適用されます。

データアクセスの暗号化

ユーザーはクアルトリクスに対して認証を行います。
ユーザーは、特定のアンケートのデータを取得するために、回答ストレージにリクエストを送信します。
アンケートのユニークな顧客 ID を参照して、その顧客がクアルトリクスデータアイソレーションを使用しているかどうかを判断します。
If Data Isolation is used, the Encryption Service uses the customer-specific Master Key in Amazon KMS service to retrieve the survey’s AES 256-bit data encryption key from the Amazon Key Management Service.
暗号化されたデータは、クアルトリクス レスポンス キャッシュやレスポンス データベースから取得され、顧客のキーとレスポンス固有の初期化ベクトルで復号化されます。
データは、HTTPS経由でプレーンテキストとしてユーザーに返されます。

ハイライト、仕様、メリット

クアルトリクスデータアイソレーションで利用できる機能の一部をご紹介します。

  • Advanced Encryption Standard (AES) 256ビット暗号化 (14サイクルの繰り返し)
  • マスターとデータを使用して対称キーが暗号化されます
  • Amazon KMSによる暗号化キー
  • データベースに保存される際、データは暗号化されます
  • 顧客固有の暗号化キーは一意です
  • 各アンケートには、一意の初期化ベクトル(IV)があります。フィルタリングなどの重要な製品機能を維持するため、アンケートごとにIVを使用しています。
  • オフサイトのバックアップは二重に暗号化されています
  • 顧客の暗号化キーへのすべてのアクセスに関する完全な監査証跡
  • 永続性サービスはマルチテナントソリューションですが、データは保管時に暗号化され、認証された内部サービスによってのみ復号化できます。ディスクへの物理的なアクセスがあったとしても、お客様のセキュリティリスクにはなりません
    。

データの分離に関する制限

データ分離が有効なブランドと無効なブランドでは、ほとんどの機能は同じように動作しますが、サポートのレベルや制限が異なる機能もあります。データアイソレーションブランドが同等の機能を持つよう努めておりますが、個々の記録の暗号化の性質上、一部の機能の利用が制限されます。

低下

一部の機能はデータ分離ブランドで有効化されていますが、機能性が低下します。例えば、プラットフォームの一部の機能では、部分文字列検索ではなく、完全文字列検索のみがサポートされます。以下の制限事項のリストは、データ分離ブランドでは機能が低下しますが、部分的にサポートされます。

  • 部分文字列検索:「次を含む」キーワード検索は、テキスト回答を検索する際に部分文字列(単語の一部)の一致に対応していません。制限事項:

    • データ、レポート、CXダッシュボードをフィルタリングする際、「次を含む」検索はサポートされていません。
    • ワードクラウドウィジェットをクリックして開始される「次を含む」検索はサポートされていません。
    • 部分文字列によるXM Directoryでのコンタクト検索はサポートされていません。

      ヒント:XM Directoryでフィールドを検索する際、フィールド名またはフィールド値に複数の単語が含まれている場合は、完全なフィールド名または値で検索する必要があります。例えば、ディレクトリで埋め込みデータフィールド「Company Name」を検索する場合、フィールド名全体を入力する必要があります。「Company」のみ、または「Name」のみで検索した場合、検索結果に「Company Name」は表示されません。同様に、名が「Sara Ann」のコンタクトを絞り込む場合、検索結果に表示させるには「Sara Ann」と入力する必要があります。「Sara」または「Ann」のみで検索しても、探しているコンタクトは表示されません。

    • ウェブ/アプリフィードバックプロジェクトを共有する際の、ユーザーの部分文字列検索には対応していません。
    • 音声&動画エディターでの部分文字列検索とトランスクリプト検索には対応していません。
    • [管理者]タブ内の[ユーザー]タブにおける部分文字列検索はサポートされていません。

    例:「“クアルトリクス”は最高の会社です!」というテキスト回答がある場合、キーワード「“クアルトリクス”」と「会社」はサポートされますが、部分文字列「Qual」はサポートされません。

  • 非数値フィールドの並べ替え:多くのウィジェットやデータの可視化では、特定の基準(A~Z順など)に基づいてデータを並べ替えることができます。データ分離フィールドでは、数値以外のフィールドで並べ替えることはできません。

    ヒント:数値形式のフィールドで並べ替えができます。これには、数値、数値セット、または日付として保存されたフィールドが含まれます。フィールドタイプの詳細については、フィールドタイプのセクションをお読みください。

  • 数値と日付の条件:XM Directoryでコンタクトを検索したり、セグメントを作成したりする際に、数値や日付の条件で埋め込みデータフィールドを使用することはできません。サポートされていない条件の全リストは以下の通りです。
    • 数値:次より大きい / 次より小さい / 次以上 / 次以下
    • 日付:以降 / 以前 / 次の期間 / 過去 / 今後

オプトイン機能

以下の機能は、デフォルトで無効になっています。この機能は有効にできますが、データは分離されません。

  • コメント翻訳:コメントは処理のために第三者に送信されるため、データ分離ブランドではこれらの機能はデフォルトで無効になっています。ただし、ブランドの組織設定で[サードパーティによるコメント翻訳を許可]をオンにすることで有効にできます。
  • EDGEデータスクラビングサービス:お客様に代わってクアルトリクスEDGEがデータスクラビングを行う契約を締結している場合、スクラビング中のデータは分離されません。

利用できない機能

データ分離ブランドでは、一部の機能をご利用いただけません。有効にできない機能は次のとおりです。

  • アクションプラン策定:CXおよびEXのアクションプラン策定は、現在データ分離に対応していません。

    注意:EXでは、アクションプラン策定を有効にして使用できますが、データは分離されません。

  • Frontlineフィードバック: Frontlineフィードバックはデータ分離と互換性がありません。
  • 補足データソース: 補足データソースはデータ分離と互換性がありません。
  • ロケーションセレクターの質問:ロケーションセレクターの質問は、データアイソレーションと互換性がありません。
  • XM DirectoryのAI生成検索:シンプルなテキストプロンプトを使用して複雑な検索基準を生成する機能は、データ分離と互換性がありません。
  • CAHPSのサンプリングとレポート: CAHPSプログラムのサンプリングとレポートは、データ分離と互換性がありません。

    注意: CAHPSのサンプリングとレポートは有効化して使用できますが、データは分離されません。

  • 特定のパスワード リセット:ログインページから送信された パスワードリセットは、データ隔離によってサポートされています。ただし、データ隔離は管理者ページのパスワードリセットには 対応していません。
  • Health Connect:Health Connect Extensionはデータ分離と互換性がありません。
  • エクスペリエンスエージェント:エクスペリエンスエージェントはデータ分離と互換性がありません。

ガイダンスとその他の制限事項

このセクションでは、データ分離されたブランドで特定の機能を使用するためのガイダンスと、追加の制限事項について説明します。

  • メールとすべてのメッセージに関するガイダンス:メールを作成する場合、または後で使用するためにメッセージをライブラリに保存する場合は、 個人を特定できる情報を入力しないようにしてください。代わりに、個人を特定できる情報には必ずテキストの差し込みを使用してください。
  • パフォーマンスへの影響:データ分離は、データに暗号化のレイヤーを追加するため、データを表示する際に考慮すべき追加の処理時間が生じます。ダッシュボードの読み込みに時間がかかっていることにお気づきかもしれませんが、これはデータを表示する前に復号化する追加のステップがあるためです。
  • Employee Experience プロジェクト: Employee Experience プロジェクトには、このセクションに記載されている他の制限に加えて、データ分離に関するいくつかの独自の制限があります。
    • ユニークIDがある場合は、メールアドレスの値がなくても参加者をアップロードできます。
    • 前述の部分文字列検索の制限により、EXプロジェクトのいかなる場所(参加者タブ、ダッシュボードとウィジェットのフィルター、メッセージタブなど)でも部分文字列による検索はできません。
    • 参加者の拡張匿名性は、現在サポートされていません。(この機能は現在プレビュー段階です。ただし、一般に利用可能で、サポートページに記載されている拡張匿名性の機能は、データ分離と互換性があります。)
    • 参加者のメタデータフィールド名は暗号化されませんが、その値は暗号化されます。
  • 360プロジェクト:上記のEmployee Experienceの制限に加えて、360プロジェクトには以下の制限があります。
    • 参加者タブとメッセージタブでは、特定のフィルターフィールドは利用できません。これらのフィルターフィールドは、タスク、マネージャータスク、自己評価、評価対象者のメタデータ、評価、受け取った評価、推薦要件です。
    • メールを受信した後に削除された参加者は、メール送信履歴に含まれません。そのため、送信されたメールの数がプロジェクトの参加者の数と一致しない場合があります。
    • 従来の管理者レポートとサブジェクトレポートは無効化されています。代わりに新しいレポートツールを使用してください。
    • 配信履歴とメッセージテンプレートは現在サポートされていません。
    • 推薦は、クアルトリクスプラットフォームでの読み込みに時間がかかる場合があります。
  • XM Directory:XM Directoryには、データ分離に関する独自の制限がいくつかあります。
  • XM Discover:XM Discoverでは、ご要望に応じてデータアイソレーションをご利用いただけますが、以下の点にご注意ください。
    • データアイソレーションは、新規のXM Discoverアカウントでのみ利用可能です。既存のXM Discoverアカウントでデータ隔離を有効にすることはできません。
    • XM Discoverの一部のデータは、カスタマーキーによる暗号化の代わりに、独立したシングルテナントデータベースに保存されます。

状況の例

FAQs

データアイソレーションの購入後、実装中にデータにアクセスすることはできますか?

データ分離の対象外となる機能はありますか?

データ分離を有効にすると、過去に遡って適用されますか?

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