エクスペリエンスマネジメント(XM)

デジタルの力で市民のワクチン接種体験を高度化するクアルトリクスのワクチンソリューション

はじめに

欧米でのワクチン接種が始まり1ヶ月以上が経過し、日本でも日ごとにワクチン接種に関する議論が加熱してきました。政府からの具体的な段取りやスケジュールが提示されつつありますが、各自治体も先行して準備を進めており、1日でも早く1人でも多くの人に効果的にワクチンを届けるために日夜多くの自治体関係者・医療関係者の方々がご尽力くださっています。

ありとあらゆる体験の測定と改善を実現するクアルトリクスは、他の様々なソリューションに先立ってアメリカでワクチン接種体験管理ソリューションの展開をすでに開始しており、多くの地方自治体にてご活用をいただいております。日本においても、このソリューションを適用することで市民のワクチン接種に関わる体験全体の測定と改善を達成することが可能となります。

 

市民の要望を視覚化し、
最適なワクチン接種をトラッキングする

クアルトリクスのワクチン接種体験管理ソリューションは、市民のみなさまへの事前需要把握調査から、接種実施にあたっての不安・懸念の把握、実際の接種に必要な予約の接種券番号と紐付けてた実行管理、接種状況の視覚化、副作用状況の検知、接種証明書の発行までを一気通貫で実現します。

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特に需要把握や懸念把握、副作用の検知については迅速なパッケージの導入が可能です。まずはワクチン接種の開始に当たって、「実際に市民が求めているものは何なのか?」を把握するための声の収集と視覚化を行うことで、自治体として優先的に実施すべきアクションと国や医療機関と調整すべき事項を明確にすることができます。

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まとめ

実際のワクチン接種の開始に向けて、各自治体で急ピッチで準備が進められています。一方で、2回目のワクチン接種のための1回目のワクチン実施状況の記録・トラッキングや、副作用の状況の把握とタイムリーな対処といった、実際の接種が始まったあとのフォローアップを、どのようにデジタルの力を用いて効率化するかについては十分な議論がなされていないのではないでしょうか?

まずは、ワクチン接種の開始に向けて市民が求めているものを明確にし、市民の声に基づいて後続のアクションを検討実行することが、ワクチン接種に関連する一連の市民の体験をより良いものにするための第一歩となると考えます。

 

 

クアルトリクスで
エクスペリエンスマネジメント(XM)を改善

戸田 大介

クアルトリクス合同会社
プリンシパル テクノロジー コンサルタント

ITベンダー、監査法人、コンサルティングファームにおいて、官公庁や小売、製造、ヘルスケア、金融企業向けの財務データ分析や業務プロセス改革プロジェクトを多数リード。クアルトリクスでは、これまでに50社以上の導入支援サービスを提供した経験を有し、他社事例やベストプラクティスを踏まえたコンサルティングサービスを提供している。
Certified CX Expert, Certified EX Expert

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