ユニオン(CX)
ユニオンについて
データモデルでは、ユニオンを利用すると複数のデータソースを1つのデータセットに結合することができます。ユニオンは、ジョインのようにデータの各行を結合するのではなく、同じデータセットに別の行を追加します。
ユニオンの詳細
ユニオンを理解するために、例をいくつか見てみましょう。
例1
2019年と2020年に同一のNPSアンケートを実施しました。これら2つのアンケートのユニオンを作成すれば、ダッシュボードで両方のデータに基づいたレポートを作成できます。
平均NPSパフォーマンスを表示するウィジェットを作成したい場合、両アンケートのNPSデータを使用することでそれが実現可能になります。
2019年アンケートデータ
| NPSスコア | 部門 |
| 10 | 衣料品 |
| 9 | 電子機器 |
| 7 | 家庭用品 |
2020年アンケートデータ
| NPSスコア | 店舗 |
| 5 | トロント |
| 6 | ローリー |
| 9 | シアトル |
結果のデータセット
| NPSスコア | 部門 | 店舗 |
| 10 | 衣料品 | Null |
| 9 | 電子機器 | Null |
| 7 | 家庭用品 | Null |
| 5 | Null | トロント |
| 6 | Null | ローリー |
| 9 | Null | シアトル |
例2
2019年と2020年にNPSアンケートを実施しました。ただし、各年に追加および削除した質問がいくつかあります。2つのアンケートをユニオン結合すれば、ダッシュボードで両方のデータに基づいたレポートが可能です。
平均NPSのウィジェットを作成したい場合、両アンケートのNPSデータを使用することでそれが実現可能になります。NPSのデータは両アンケートに共通しているためです。
部門についてのレポートも作成したい場合は、ダッシュボードにもう1つのウィジェットを追加できます。ただし、2020年のアンケートには部門のデータがないため、このウィジェットに含まれるのは2019年のデータのみとなります。
2019年アンケートデータ
| NPSスコア | 部門 |
| 10 | 衣料品 |
| 9 | 電子機器 |
| 7 | 家庭用品 |
2020年アンケートデータ
| NPSスコア | 店舗 |
| 5 | トロント |
| 6 | ローリー |
| 9 | シアトル |
結果のデータセット
| NPSスコア | 部門 | 店舗 |
| 10 | 衣料品 | Null |
| 9 | 電子機器 | Null |
| 7 | 家庭用品 | Null |
| 5 | Null | トロント |
| 6 | Null | ローリー |
| 9 | Null | シアトル |
ユニオンの作成
- データモデルを作成します。

- 最低2つのソースをデータモデルに追加します。

- ユニオンに追加する1つ目のソースの横に表示されたプラス記号(+)をクリックします。
- ユニオンを選択します。
- 出力に名前をつけます。これは、データセットに複数のユニオンを追加する際に役に立ちます。

- 入力は、ユニオンに追加する1つ目のソースです。
- 次と結合(ユニオン)で、ユニオンに追加するソースを選択します。
ヒント:プラス記号(+)をクリックすると、ほかのソースをユニオンに追加できます。
- フィールドエディターで、フィールドとそのタイプが正しいことを確認します。
ヒント:詳細は「フィールドのマッピング、結合、分離」を参照してください。 - さらにソースを追加して、追加のユニオンを作成することができます(オプション)。

- 出力データセットの構築を完了します。
フィールドのマッピング、結合、分離
データをマッピングすることで、ダッシュボードのデータに相応する、アンケートの質問とメタデータを指定できます。ユニオンを作成する際には、異なるアンケートの類似した質問が同じダッシュボードフィールドにマッピングされます。
検出された類似性に基づいて、多くのフィールドが自動的にマッピングされます。ただし、必ずデータを再確認して正確さを図ることが重要です。
すべてのデータマッピングはフィールドエディタータブで行います。
- ユニオンのすべてのソースが横並びに表示されます。各アンケートがそれぞれ別の列になっていることに注目してください。
- 各行は異なるフィールドを表します。各アンケートの下にあるドロップダウンリストを使用して、ダッシュボードのフィールドに一致するアンケートフィールドを選択します。
例:この行では、「CSAT 2019」および「Satisfaction Data」アンケートの各質問が「Solution with resolution」フィールドにマッピングされています。「CSAT 2020」はこのフィールドにマッピングされていません。
- マッピング先の下に、これらのソースが紐づけられているダッシュボードフィールド名が表示されます。
- タイプの下でデータのタイプ(数値、テキスト、スケールなど)を決定します。タイプによって異なるウィジェットでデータを表現できます。詳しくはフィールドタイプとウィジェットの互換性(CX)を参照してください。
すべてのソースをすべてのフィールドにマッピングする必要はありません。マッピングのない項目が残っていても問題ありません。必要に応じて、複数のデータソースから同じフィールドにデータを結合することも、データを分離しておくことも可能です。
新しいフィールドの追加
新しいフィールドは、既存のデータモデルにあるユニオン、元のソース、あらゆるジョインに追加可能です。新しいフィールドを追加する場合は、必ずモデル内のすべてのノードに追加する必要があります。
より詳細な手順については、「新しいフィールドの追加」を参照してください。

![ユニオンのブロックがクリックされた状態。ページ下部に沿って開くメニューに表示される[フィールドエディター]](https://www.qualtrics.com/m/assets/support/wp-content/uploads//2023/11/union-cx-7.png)
![マッパーでは各フィールドが分離されており、[マッピングされていない]と表示される列もある](https://www.qualtrics.com/m/assets/support/wp-content/uploads//2023/11/union-cx-8.png)