ダッシュボード通知

ダッシュボード通知について

ステップインしてアクションを起こすタイミングをCXプログラムに知らせるには、ダッシュボードの指標に大きな変化があった場合に警告する通知を設定できます。これにより、ユーザーとそのチームは、パフォーマンスの傾向に注意を払い、必要に応じて行動を起こすことができます。

ワークフローページに移動して、関係者に送信するアラートをカスタマイズします。

CX ダッシュボード通知の非推奨化

2023 年 12 月 31 日以降、ダッシュボード設定の通知セクションで通知を登録または編集できなくなりました。

非推奨機能を使用しないダッシュボード通知は引き続き実行され、2024 年 1 月 31 日までにワークフローに自動的に移行されます。

非推奨機能を使用しているダッシュボード通知は実行を停止し、2024 年 2 月 28 日までにシステムから削除されます。

非推奨になった機能の一覧を以下に示します。

• 受信者としてのロールまたはユーザ属性
• 「詳細区分」
• 通知のダイジェスト電子メール
• 保存済みダッシュボードフィルタの参照
• 傾向検出

これらの機能の一部は、ワークフローで複製することができます。これらを構築する方法の詳細については、次のセクションを参照してください。

ダッシュボード通知テンプレートの使用

ワークフローでダッシュボード通知を簡単に作成できるように、使用できるテンプレートが提供されています。

ダッシュボード設定の通知セクションに移動します。バナーで、ワークフローテンプレートに移動をクリックします。

このテンプレートには、ワークフローページからもアクセスできます。ステップについては、ワークフローテンプレートを参照してください。

メトリック変更通知の登録

ダッシュボードにマッピングされたフィールドは、通知のベースにすることができます。以下は、メトリック変更を識別するダッシュボード通知の最も重要なコンポーネントです。

• 指標を計算するタスク: 選択した期間におけるダッシュボードメトリックの変更に基づいて、自動ワークフローを設定します。結果の計算を使用して、ワークフロー内の他のタスク (通信など) をトリガすることができます。
  例：ダッシュボードの［満足度］指標を、過去7日間と過去14日間と比較します。予想よりも低い場合は、一連の通信をトリガします。
  ヒント：設定中に指標にフィルターを追加できます。これにより、データのサブセットに基づいて計算を行うことができます。
• 条件: ワークフローで次のステップが実行される前に満たす必要があるしきい値を決定します。条件を除外すると、その週のメトリック (ダイジェストなど) を示す一般的な通知を作成できます。
  例：平均満足度が4ポイント未満の場合のみ、Slackをチームに通知します。
  
  例：平均満足度が3ポイント以上上昇した場合にのみ、メールでチームに通知します。
  

• アソートされたコミュニケーションタスク：さまざまなチャネルを通じて、この指標についてチームに通知します。例：
  • メール
  • Slack
  • Microsoft Teams
  • Qualtrics 製品での通知

グループ別の通知の分解

さまざまなグループ別に分類された新しい通知を作成するには、グループごとに個別のワークフローを作成することをお勧めします。ワークフローをコピーする場合、各バージョンに対していくつかの小さな編集を行うだけで済みます。

たとえば、地域固有の満足度傾向についてマネージャーに知らせたいとします。

1. ダッシュボードデータがマッピングされ、記録されていることを確認してください。詳細については、「メトリクスの計算タスク」ページを参照してください。
2. 指標の計算タスクを使用してスケジュールされたワークフローを作成します。
3. メトリクスの計算タスクをフィルタリングします。
   
   ヒント：ダッシュボードデータセットでは［質問］を選択してマッピングされたすべてのフィールドを見つけます。
4. 最初の地域（「北米」など）を選択します。
5. 電子メールタスクなどの通信タスクを追加します。受信者を北米のマネージャにします。
   
6. ワークフローが完了したら、コピーします。
   
7. コピーで、指標の計算フィルターを別の地域に変更し、メールタスクの受信者を変更します。それ以外はすべて変わりません。
8. これらのステップを繰り返します。最後に、通知する地域ごとにワークフローを用意する必要があります。
   

テキスト分析通知

顧客フィードバックのトピック、センチメント、行動可能性に基づいてワークフローを自動化することができます。詳細については、TextFlow を参照してください。

従来のダッシュボード通知の並べ替えとフィルタリング

このセクションでは、ダッシュボード設定の [通知] ページで通知を管理する方法について説明します。

ソート

すべての通知について、以下の情報列が表示されます。

• 通知名: 通知の名称。
• 通知タイプ: 通知をトリガするデータのタイプのテキスト (例: “CSAT の 4 を下回る平均”)。
• 受信者: これらの通知を受信するダッシュボードユーザ。
• 最終更新日: 通知が最後に編集され、その通知を編集したユーザー。

[通知名] 列と [最終更新日] 列で並べ替えることができます。ヘッダ名をクリックして並べ替え方向を変更するか、列名の横にあるプルダウンリストをクリックして、[昇順並べ替え] と [降順並べ替え] を切り替えます。

フィルタリング

通知は、以下によってフィルタリングすることができます。

• 通知タイプ: 検出通知のしきい値、相対、または傾向。
• 頻度: 日次、週次、または月次。
• 受信者: 通知が送信されるユーザ。検索するユーザ名または名前を入力することができます。
• 最終更新者: 通知を最後に変更したユーザ。検索するユーザ名または名前を入力することができます。

追加したすべてのフィルタを削除するには、[フィルタをリセット] をクリックします。