不正検出

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注意:一部のライセンスでは不正検出を使用できません。この機能の詳細については、営業担当またはカスタマーサクセス担当者にお問い合わせください。

不正検出について

データ品質に対する最大の脅威はボットと偽装です。ボットは複数のアンケートを一括で完了させ、1人の人間が別の人に偽ってアンケートに複数回答することがあります。Expert Reviewを使用すれば、このようなパターンを追跡できるので、高品質のデータだけを収集することができます。

Expert Reviewの不正検出では、以下のように不正な回答として処理できます。

  1. 不正回答を破棄、または監査可能な回答としてのカウントや割り当てから外します。
  2. 正常データの分析に含まれないように除外します。
  3. フラグを付け、不正データとしてフィルタリングまたは報告するこができます。
  4. 回収した不正な回答の数を分析して重複によるものとボット回答によるものに分類します。

ウィルススキャンソフトによるアンケート結果の誤った送信を防止することもできます。

同じアンケートで[複数回答の防止]、[ボットの検出]、[セキュリティスキャンモニター]、および[RelevantID]をすべて有効にすることができます。

複数回答の防止

注意:不正な回答を正確にキャプチャするには、データを収集するに[複数回答の防止]を有効にする必要があります。(アンケートをカスタマイズしている場合は、公開 (英語)することを忘れないでください。)

アンケートオプション (英語)で有効にした場合、[複数回答の防止]で重複の検出を行って、アンケートでの集計から除外することができます。[複数回答の防止]が有効な場合、最初のアンケートセッションでブラウザーにCookieが配置されます。同じ回答者がCookieをクリアせずに同じブラウザーとデバイスでアンケートに参加した場合、重複としてフラグが設定されます。

ヒント:以前のアンケートオプションでは、この機能は「不正投票の防止」と呼ばれていました。

[複数回答の防止]の有効化

  1. アンケートオプションに移動します。
    アンケートオプションを開きます。[複数回答の防止]には、以下のステップで説明するオプションを含むドロップダウンがあります。
  2. セキュリティ]に移動します。
  3. 複数回答の防止]を有効にします。
  4. 次のいずれかのアクションを選択します。
    • メッセージでアンケートを終了:既にアンケートに参加していることが判明した場合、回答者はアンケートから除外され、「アンケートの終了」メッセージが表示されます。回答者がすべての回答を記入する前にアンケートが終了するので、この重複回答者によるデータは収集されません。
    • URLにリダイレクト:既にアンケートに参加していることが判明した場合、回答者はアンケートから別のURLにリダイレクトされます。回答者がすべての回答を記入する前にアンケートが終了するので、この重複回答者によるデータは収集されません。
      ヒント:この機能は無料アカウントでは使用できません。
    • 回答のフラグ:重複回答者はアンケートから移動せず、回答を完了することができます。しかし、その回答はQ_BallotBoxStuffingフィールドで値が割り当てられます。
  5. メッセージでアンケートを終了]を選択した場合、デフォルトの「アンケートの終了」メッセージを使用するか、カスタムメッセージを使用するかを尋ねるプロンプトが表示されます。新しいメッセージを作成するか、ライブラリに保存されているメッセージを使用することができます。
    カスタムメッセージの設定
  6. URLにリダイレクト]を選択した場合、回答者をリダイレクトするウェブサイトの完全なURLを入力します。
    カスタムURLの追加。画面の右上に[公開]ボタンがあります。
  7. アンケートを作成した後、回答者に配信する前に[公開]をクリックします。
    ヒント:このステップは、アンケートのセットアップが完了したときに実行します。

Q_BallotBoxStuffing

アンケートを継続し、埋め込みデータフィールドを設定します。]を選択すると、回答者はアンケートから移動ぜず、その回答は記録されてQ_BallotBoxStuffingフィールドで値が割り当てられます。このフィールドの意味を以下に示します。

埋め込みデータフィールドの名前 最小値 最大値 意味
Q_BallotBoxStuffing NULL (0) True (1) True (1)の場合、重複した回答者と推測されます。

Q_BallotBoxStuffingの回答はアンケートフローに追加せずに、レポートを作成することや分析することができます。しかし、このフィールドに基づいてロジックをセットアップするには(潜在的なボットを除外する場合など)、この埋め込みデータフィールドをアンケートフローに追加する必要があります。

ボットの検出

[ボットの検出]では、各回答にQ_RecaptchaScoreというフィールドを追加して、ボットによるものと思われる回答を追跡できます。各回答は回答者がボットである可能性で格付けされるので、データをフィルタ (英語)することやレポートを構築するために使用できます。

[ボットの検出]を有効にする

注意:回答がボットによって行われた可能性を正確に判断するには、データを収集するにアンケートオプションを設定しておく必要があります。

アンケートオプションでの[ボットの検出]

  1. アンケートオプションに移動します。
  2. セキュリティ]に移動します。
  3. ボットの検出]を有効にします。
  4. アンケートを作成した後、回答者に配信する前に[公開]をクリックします。
    ヒント:このステップは、アンケートのセットアップが完了したときに実行します。

Q_RecaptchaScore

[ボットの検出]を有効にすると、回答がボットによるものか人間によるものかを示すために使用できるQ_RecaptchaScoreフィールドが有効になります。このフィールドは、Googleのinvisible reCaptcha (英語)テクノロジーを使用します。

埋め込みデータフィールドの名前 ソーステクノロジー 有効化されたアンケートオプション 最小値 最大値 意味
Q_RecaptchaScore Googleのinvisible reCaptcha (英語) ボットの検出 0 1 0.5以上のスコアは、回答者が人間である可能性が高いことを示します。0.5未満のスコアは、回答者がボットである可能性が高いことを意味します。
注意:このフィールドのデータを収集するには、アンケートが回答者のウェブブラウザーで数秒間開かれている必要があります。アンケートを即座に終了すると、このフィールドにデータが記録されません。

Q_RecaptchaScoreの回答はアンケートフローに追加せずに、レポートを作成することや分析することができます。しかし、このフィールドに基づいてロジックをセットアップするには(潜在的なボットを除外する場合など)、この埋め込みデータフィールドをアンケートフローに追加する必要があります。

ヒント:Captcha認証の質問 (英語)と[ボットの検出]は両方ともGoogleのreCAPTCHAテクノロジーを使用しますが、その使用方法は大きく異なります。Captchaの質問では、回答者は、続行するために、正しく対応していくつかの課題に回答する必要があります。一方、[ボットの検出]では、reCAPTCHA V3を使用して、人間またはボットの可能性で回答にフラグが設定されます。回答者の操作は必要ありませんが、ボットである場合でもアンケートへの回答を続行することが許可されます。(アンケートフローの分岐を追加して、ボットである可能性に基づいて回答者をアンケート外に移動することも可能です)。

 

セキュリティスキャンモニター

アンケートオプションで有効にした場合、[セキュリティスキャンモニター]では、メールにアンケートリンクが含まれている (英語)場合にウィルススキャンソフトが誤ってアンケートセッションを開始することを防止できます。この機能はウィルススキャンソフトがメールに含まれるリンクを開くことを防止することを目的に設計されていますが、メールの配信元がクアルトリクスであるかサードパーティのシステムであるかに関係なく、すべてのタイプのリンクに適用できます。

ヒント:セキュリティスキャンモニターを使用するには、ライセンスに不正検出が含まれている必要があります。
ヒント:以前のアンケートオプションでは、この機能は「メールスキャンのブロック」と呼ばれていました。

セキュリティスキャンモニターの仕組み

アンケートの最初にブロックを設定するかどうかは[ボットの検出]によって決定されるので、メールスキャンソフトウェアがアンケートセッションを開始することが防止されます。ボットが検出された場合、アンケートの最初の質問ではなく、開始ページが表示されます。誤ってボットと判断された場合でも、回答者は「次へ」ボタンをクリックしてアンケートに参加できます。アンケートの開始ページの見た目とデザインには、アンケートのその他の部分から選択されたものとの一貫性があります。

ボットが検出されたときのメッセージ(「ボタンをタップしてアンケートに進みます。」)と「次へ」ボタン

セキュリティスキャンモニターの有効化

セキュリティスキャンモニターのオプション

  1. アンケートオプションに移動します。
  2. セキュリティ]に移動します。
  3. セキュリティスキャンモニター]を有効にします。
  4. アンケートを作成した後、回答者に配信する前に[公開 (英語)]をクリックします。
ヒント:Captcha認証の質問 (英語)と[セキュリティスキャンモニター]は両方ともGoogleのreCAPTCHAテクノロジーを使用しますが、その使用方法は大きく異なります。Captchaの質問では、回答者は、続行するために、正しく対応していくつかの課題に回答する必要があります。一方、セキュリティスキャンモニターは、メールセキュリティスキャナーによってアンケートがテストされたときを識別するためにreCAPTCHA V3を使用します。セキュリティスキャンモニターの機能を使用する場合、アンケートの下部に「Protected by reCAPTCHA」という文字列が表示されます。

 

RelevantID

RelevantIDでは、回答者メタデータによる不正検出が向上し、同じ回答者が何度も回答している可能性を特定できます。回答者は異なる回答で複数回答することが可能なので、RelevantIDでは、回答内容の重複が必ずしもチェックされるわけではありません。この機能には、レポートできる3つのフィールド( Q_RelevantIDDuplicate、Q_RelevantIDDuplicateScore、およびQ_RelevantIDFraudScore)が関連付けられています。これらのフィールドは、RelevantID (英語)テクノロジーを使用して計算されます。このテクノロジーでは、回答者がアンケートに複数回答して不正を行っているかどうか、または回答者がユーザーのブラウザー、オペレーティングシステム、および位置情報を分析して不正なスコアを提供しているかどうかがチェックされます。

RelevantIDの有効化

注意:回答が不正である可能性を正確に判断するには、データを収集するにアンケートオプションを設定しておく必要があります。

アンケートオプションのRelavantID

  1. アンケートオプションに移動します。
  2. セキュリティ]に移動します。
  3. RelevantID]を有効にします。
  4. RelevantIDをリセットして以前のセッションと重複すると思われる回答へのフラグ設定を停止する時間枠を設定します。使用可能なオプションは、1週間、30日、3か月、6か月、または1年です。
    ヒント:この設定は、一定期間の後に同一の回答者がアンケートに再度回答することを許可する場合に便利です。重複する回答にRelevantIDでフラグを付けて除外する場合、回答者にアンケートへの再回答を許可するときにアンケートフローのセットアップを変更する必要はありません。
  5. アンケートを作成した後、回答者に配信する前に[公開]をクリックします。
    ヒント:このステップは、アンケートのセットアップが完了したときに実行します。

Q_RelevantIDDuplicate、Q_RelevantIDDuplicateScore、およびQ_RelevantIDFraudScore

埋め込みデータフィールドの名前 ソーステクノロジー 有効化されたアンケートオプション 最小値 最大値 意味
Q_RelevantIDDuplicate RelevantID (英語) RelevantID NULL (0) True (1) True (1)の場合、回答者は重複していると推測されます。
Q_RelevantIDDuplicateScore RelevantID (英語) RelevantID 0 100 75以上のスコアは、回答者が重複している可能性が高いことを示します。
Q_RelevantIDFraudScore RelevantID (英語) RelevantID 0 130 30以上のスコアは、回答者が不正である可能性およびボットである可能性が高いことを示します。
注意:これらのフィールドのデータを収集するには、アンケートが回答者のウェブブラウザーで数秒間開かれる必要があります。アンケートを即座に終了すると、これらのフィールドにデータが記録されません。

アンケートフローに追加することなく、これらのフィールドについてレポートを作成するか分析することができます。しかし、これらのフィールドに基づいてロジックをセットアップするには(不正な回答を除外する場合など)、この埋め込みデータフィールドをアンケートフローに追加する必要があります。

アンケートフローへの不正検出フィールドの追加

不正検出フィールド(Q_RelevantIDDuplicate、Q_RelevantIDDuplicateScore、Q_RelevantIDFraudScore、Q_RecaptchaScore、およびQ_BallotBoxStuffingなど)は、対応するアンケートオプションを有効にするだけでレポートを作成することや分析することができます。これらのフィールドをアンケートフローに追加する必要はありません。

しかし、これらのフィールドに基づいてロジックをセットアップするには(潜在的なボットや不正な回答を除外する場合など)、この埋め込みデータフィールドをアンケートフローに追加する必要があります。

  1. アンケートオプションで[複数回答の防止]([回答のフラグ])、[ボットの検出]および[RelevantID (英語)]を有効にします。
    アンケートオプションの[セキュリティ]セクションで有効化された設定
  2. アンケートフロー]に移動します。
    埋め込みデータ要素の追加
  3. こちらに新しい要素を追加]をクリックします。
  4. 埋め込みデータ]を選択します。
  5. 埋め込みデータの名前を選択し、青いドロップダウンをクリックします。[アンケートメタデータ]を強調表示して、目的の不正回答指標を選択します。
    フィールドの選択

    ヒント:Q_BallotBoxStuffingは[不正投票]の下にあります。
  6. 埋め込みデータをアンケートフローの上部に移動します。
    終了
  7. 適用]をクリックします。
ヒント:これらの埋め込みデータフィールドおよびその下の値を使用して、不正な回答を分岐ロジック (英語)でリダイレクトします。
不正検出フィールドを使用して不正な回答を分岐する場合を示す画像