認証機能

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認証機能について

実際に固有のリンクを作成したり送ったりしなくても、固有のアンケートリンクのメリットが必要となる場合があります。 認証機能を使えば、固有のリンクを生成することなく、連絡先リスト情報に紐づいた回答を収集できます。 認証機能は、回答者がアンケートに参加するために「ログイン」することで、これを可能にします。 つまり、匿名リンク (英語)をウェブサイトやメールにコピーしながら、誰が回答したかを追跡できます。 連絡先リストに登録された人だけがアンケートに参加できるため、匿名リンクを使用しても、不要な回答を集めることにはなりません。

ヒント: 連絡先リストの代わりにサードパーティのサービスをチェックする認証機能(大学のログインシステムやFacebookのログインなど)を設定する方法については、「SSO認証 (英語)」のページを参照してください。

認証機能

認証機能は、アンケートフロー (英語)の要素であり、分岐ロジック (英語)ランダム化機能と同様に機能します。

回答者は認証機能につながると、メールアドレスやパスワードなどの特定の情報を入力するよう促されます(認証機能を設定する際に認証フィールドを指定します)。 回答者が情報を入力すると、クアルトリクスは連絡先リストの1つ(ユーザーが指定したリスト)をチェックし、入力された情報がこれらの連絡先のいずれかに一致するかどうかを確認します。 一致した場合、認証は成功し、回答者はアンケートの認証済みセクションに進みます。

ヒント: 認証に使用できるのは、メールまたはExternalDataReferenceの連絡先リストのフィールドのみです。 回答者のメールアドレス以外の値を使用して認証する場合は、連絡先リストの ExternalDataReference列にこれらの値を必ず含めてください。 埋め込みデータフィールドを使用できるのは、メールまたはExternalDataReferenceのフィールドでの認証 行う場合のみです。

情報が正しくない場合、認証は失敗し、回答者は情報を再入力するよう促されます。 認証が失敗し続けると、アンケートの認証済みセクションはスキップされます。 認証済みセクションの後に何もない場合は、アンケートはアンケートの終了メッセージまで続き、回答が記録されます。

ヒント: 回答者が認証機能へのログインに必要な情報を必ず持っているようにしてください。

認証機能の設定

ヒント: この手順を実行する前に、まず連絡先リストを作成していることを確認してください。
  1. アンケートの編集中に、アンケートフローに移動します。
    アンケートフローに移動して、新しい要素を追加する
  2. こちらに新しい要素を追加]または[下に追加]をクリックします。
  3.  認証機能を選択します。
    認証機能要素の選択
  4. 移動]をクリックし、認証機能を一番上にドラッグして、認証機能をアンケートフローの先頭に移動します。
    認証機能をフローの先頭に移動させ、その下にすべての要素を置く

    ヒント: 連絡先リストから埋め込みデータを取得して認証機能を使用する場合、アンケートフロー要素の順序はきわめて重要です。 以下の例では、埋め込みデータフィールドUnique IDの値は、アンケートの配信に使用した連絡先リストAから設定されています。 回答者はUnique IDフィールドを使用してアンケートに認証される必要がありますが、認証機能は連絡先リストBという別の連絡先リストに対して認証するように設定されています。認証機能はアンケートフローの埋め込みデータの後にあるため、回答にはUnique ID(連絡先リストB)の値が含まれます。アンケートフローは上から下へと要素を読み込んでいくため、複数の場所で定義されていると、値が上書きされる可能性があります。 アンケートフロー要素の順序の重要性については、「アンケートフロー」ページに詳細情報が記載されています。
    埋め込みデータと認証機能の要素を持つアンケートフローの画像
  5. 認証機能要素の下に、認証するブロックを入れます。
    ヒント: 認証させるすべてのブロックが認証機能要素の階層下になっていることを確認します。 つまり、アンケートフローの中で、認証機能と同じ外側の階層にではなく、認証機能の下にインデントされているか入れ子にされるようにします。
  6. 認証方式は、 連絡先のままにしておきます。 認証方式を選択してから、認証機能を設定
    ヒント: 代わりに、SSOに基づいた認証を行う場合は、「SSO認証機能 (英語)」をご覧ください。
  7. 各回答者の情報を確認する際に使用するライブラリと連絡先リストを選択します。
  8. 認証フィールド]の下にあるドロップダウン矢印をクリックして、回答者が認証のために入力する連絡先リストのフィールドを選択します(緑色のプラス記号をクリックしてフィールドを追加できます)。 [メール]または[外部データ参照]を 使用する必要 があります。
    ヒント: 認証に使用する連絡先フィールドには、メールやID番号など、連絡先ごとに固有の値を含める必要があります。 ファーストネームのような一般的な値に基づいて認証を行う場合、重複した値を持つ連絡先は認証できません。
  9. 必要に応じて、連絡先フィールド名を明確なものにするラベルを入力してください。
  10. 必要に応じて、[パスワード]のチェックボックスをクリックすると、回答者が入力する文字が非表示になります。
  11. 該当する場合は、[ 事前入力]を選択してください。 詳しくは、以下の「認証フィールドの事前入力」のセクションをご覧ください。
  12. 別の認証フィールドを追加する場合は、プラス記号( +)をクリックします。 これは、4つのオプションのいずれかにできます。
  13. オプション]をクリックし、認証機能の設定を確認します。 詳細については、リンク先のセクションを参照してください。
警告: 認証機能を使用している場合は、[回答者が後で完了できるよう許可]を[アンケートのオプション]で無効にすることを強くお勧めします。 さらに、認証されたアンケートを個別リンク を介して送信すると冗長になり、アンケートを二重に保護することにはなりません。 この方法で配信する場合、回答者は、認証されたセクションを異なるデバイスで開始し、戻って複数の回答を実行できます。

認証機能オプション

認証機能には、認証プロセスをカスタマイズするためのオプションが多数用意されています。

認証機能オプションウィンドウ

認証の最大試行回数

アンケートの認証済みセクションから回答者が排除されるまでに、回答者が認証を試行できる回数を入力します(アンケートのすべてが認証機能内にある場合、回答者はアンケートから完全に排除されます)。

認証プロンプトテキスト

回答者が認証を求められたときに表示するテキストを変更するには、ライブラリからメッセージを選択するか、新しいメッセージを作成します。

ヒント: 認証メッセージは、メッセージライブラリ (英語)の[一般的なメッセージ]に保存されています。

認証エラーテキスト

回答者がメッセージの認証に失敗したときに表示するテキストを変更するには、ライブラリからメッセージを選択するか、新しいメッセージを作成します。

認証が何度も失敗した場合のエラーテキスト

回答者が最大認証試行回数に達したときに表示するテキストを変更します。

認証中の回答者が認証済みセクションに再度回答できるよう許可

回答者が、認証されたセクションを2回以上実行できるようにします(つまり、アンケートを終了してから再回答できます)。

ヒント: デフォルトでは、回答者は一度だけ認証できます。 そのため、回答者が認証に成功しアンケートを完了すると、再度アンケートに参加することはできません。

前回保存された処理があれば認証時にすべて再読み込み

回答者が認証を受けるたびに、保存済みの進捗状態を再読み込みすることで、複数のアンケートセッションを同時に開始することを防ぎます。

警告: このオプションを選択した場合、アンケートフロー開始時の認証機能を1つだけにする必要があります。 また、[回答者が後で完了できるよう許可]を[アンケートのオプション]で無効にすることを強くお勧めします。 無効にしない場合は、回答者が異なるデバイスで認証セクションを開始し、戻って複数の回答を完了できます。

後でセッションを再開する場合は、回答者に再度認証を求めます

回答者がこの認証機能の認証後にアンケートから離れる場合、後でアンケートを続行するには、同じ認証情報で再度認証する必要があります。 認証機能フローの分岐外でも、同じ認証情報による認証が必要です。 回答者のID情報が再び収集されることはありません。

ヒント: 後の認証機能で再開する場合、再認証は必要ありません。

アンケートに複数の認証機能がある場合、回答者が再度ログインする必要のある認証機能は、ユーザーが最後に使用した、[後でセッションを再開する場合は、回答者に再度認証を求めます]オプションが有効になっている認証機能です。

例: 2つの認証機能が含まれるアンケートがあります。 1つ目は、[後でセッションを再開する場合は、回答者に再度認証を求めます]オプションが有効になっていますが、2つ目は有効になっていません。

  • 回答者が1つ目の認証機能の前に再開しようとする場合は、まだ認証が行われていないため、再認証は必要ありません。
  • 回答者が1つ目の認証機能の後に再開しようとする場合は、1つ目の認証機能に対して再度認証を行う必要があります。
  • 回答者が2つ目の認証機能で再開しようとする場合は、2つ目の認証機能に対してのみ認証を行う必要があります。
  • 回答者が2つ目の認証機能の後に再開しようとする場合は、1つ目の認証機能に対して再度認証を行う必要があります。

認証フィールドの事前入力

認証機能の中央下の[プレフィル]オプション

プレフィル]オプションを使うと、ユーザーを自動認証できます。 つまり、正しい認証情報を持っていれば、ユーザーが認証機能を目にすることはありません。 そのままログインできます。

[ プレフィル]をオンにしてアンケートを配信するには、2つの方法があります。

どちらの場合も、 最初に連絡先リストを設定する必要があります。

認証機能は、メールされた個別リンクやクエリ文字列に保存されている情報を読み取り、それに応じて認証を行います。

アンケートフローを設定する

プレフィルを使用する場合は、アンケートフローで必ず適切なオプションを選択しておくことが必要です。

アンケートフローの最初に埋め込みデータ要素を追加して、埋め込みデータフィールドを連絡先リストから取得し、それらの連絡先フィールドを使用して認証機能を設定する

  1. 埋め込みデータ要素をアンケートフローの先頭に追加します。
  2. 認証に使用する各フィールドがリスト化されていることを確認します。 メールは RecipientEmailで、外部データ参照は ExternalDataReferenceです。
  3. 認証機能で、どのフィールドで認証を行うかを選択します。
  4. [ プレフィル]を選択します。
  5. フィールドには、「RecipientEmail」または「ExternalDataReference」のいずれかを入力します。
  6. [ 適用]をクリックします。

クエリ文字列を設定する

クエリ文字列を使用する場合も、各ユーザーに固有のリンクを用意する必要があります(連絡先リストに1人しかおらず、[認証中の回答者が再度回答できるよう許可]をオンにしている場合は除きます)。

  1. [配信]タブで、匿名リンクをコピーします。
    [配信]タブから匿名リンクをコピーする
  2. それをWordドキュメント、Googleドキュメント、Notesアプリなど、編集可能な場所に貼り付けます。
  3. アンケートリンクの最後に疑問符( ?)を追加します。
    匿名リンク上のクエリ文字列を作成してexternaldatareferenceを追加
  4. 認証に使用するフィールドの埋め込みデータ名を入力します。 たとえば、「Email」は間違っていますが、「RecipientEmail」は問題ありません。
  5. 等号( =)を追加します。
  6. フィールドの値を入力します。
    ヒント: メールアドレスには、@マークやピリオドなどの特殊文字が含まれています。 これらは必ずHTMLのURLエンコードに置き換えてください。 「URLエンコード」で検索すると、ガイドや、テキストをエンコードするコンバーターがネット上にあります。
  7. 認証フィールドを追加する場合は、疑問符ではなくアンパサンド( &)を使って追加します。
ヒント: クエリ文字列のトラブルシューティングについてさらにサポートが必要な場合は、 「クエリ文字列を使用した情報の受け渡し」のサポートページをご覧ください。

認証機能の削除

認証機能を削除するには、認証機能の下からすべてのブロックを移動したら、あとは[削除]をクリックするだけです。 認証機能の階層下にあるブロックを移動せずに、その認証機能を削除すると、すべての関連ブロックは削除されます。 誤ってブロックを削除してしまった場合は、アンケートフローの下部にある[キャンセル]をクリックすると、行った変更は保存されません。

ブロックを削除した後に誤って保存してしまった場合は、「アンケートフローにブロックを追加する (英語)」のページを参照して、ブロックを元に戻します。

認証機能のテスト

認証機能のテストを行う場合は、ダミーの連絡先を連絡先リストに追加して、テスト中に自分で認証機能にログインできるようにします。 また、認証機能オプションで[認証中の回答者が認証済みセクションに再度回答できるよう許可]を有効にして、必要に応じて何度でもアンケートに参加できるようにすることもできます(ただし、公開する前に必ず無効にしてください)。

認証機能そのものではなく、アンケートをテストする場合は、[アンケートプレビュー]で[検証を無視]を選択することで、認証機能を回避できます。 また、テストが終了した後でアンケート要素を認証機能の下に置くこともできます。