アンケートのやり直しリンク
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アンケートのやり直しリンクについて
アンケートのやり直しリンクを使用すると、ユーザーまたは回答者は、送信後にアンケートの回答に戻って編集できます。 これは、回答者が質問への回答を変更する場合や、一定時間操作しなかったため回答者の不完全なアンケート回答が終了したものの、アンケートを完了させたい場合に便利です。
やり直しリンクのタイプ
- 回答をやり直す: 編集された回答は、元の回答に置き換わります。
- 新しい回答としてやり直す: 編集された回答は、元の回答とは別の回答として保存されます。
どちらの場合も、リンクはアンケートを最初から開始しますが、回答者の元の回答はあらかじめ入力されています(回答しなかった質問は空白になります)。 これらの回答は、そのままにしておくことも、アンケートを進めながら変更することもできます。 いずれの場合も、やり直しはライセンスに対する回答数を消費する回答としてカウントされます。
やり直しリンクの発行
- [データと分析]タブの[データ]セクションに移動します。
- やり直しが必要な回答の[アクション]列を選択します。
ヒント: 回答を見つけやすくするために、アンケートの中に、名前や何らかの識別情報を求める質問を用意することをお勧めします。 そうすることで、回答フィルタリング (英語)を使って回答を素早く見つけることができます。
- やり直しリンクのタイプを選択します。
- ポップアップされたリンクをコピーします。 このリンクは、その特定の回答をやり直すために誰でも使用できます。
やり直しリンクを構築する
最初のアンケートが提出されたあと、すぐに回答者または別の人にやり直しリンクを送信する必要がある場合があります。 たとえば、求職者が記入するアンケートがあり、それをトリガーに人事部にやり直しリンクを記載したメールが送られるとします。 その後、人事部は応募者に関する追加の情報を記入し、情報を再提出します。
やり直しリンクは、[データと分析]タブ外で構築することができ、アンケートの終了メッセージとメールタスクで使用できます。
- アンケートの[アクション]タブに移動します。
- 新しいアクションを作成します。
- [イベントベース]を選択します。
- [アンケートの回答]イベント(英語)を選択します。
- アクションのトリガーとなる回答の種類を選択します。 これらのオプションの詳細については、「アンケートの回答イベントの種類(英語)」を参照してください。 ほとんどの場合、[新しく作成された回答]を選択します。
- [終了]をクリックします。
- アンケートの[配信]タブに移動します。
- [匿名リンク]を選択します。
- アンケート用の匿名リンクをコピーします。
- [アクション]タブに戻り、先ほどのアクションを選択します。
- 先ほどのアクションで、プラス記号(+)をクリックします。
- [タスク]を選択します。
- メールタスクを選択します。
- 匿名リンクをメールの本文に貼り付けます。
- URLの最後に「?Q_R=」を付けます。
例: URLがbrandid.qualtrics.com/jfe/form/SV_1234567890だった場合、リンク先は以下のようになります:brandid.qualtrics.com/jfe/form/SV_1234567890?Q_R= - URLの等号の後にカーソルを置き、差し込みテクストアイコン{a}をクリックします。
- 回答にカーソルを合わせ、[回答ID]を選択します。
例: [回答ID]を選択すると、リンクは次のようになります。 brandid.qualtrics.com/jfe/form/SV_1234567890?Q_R=${e://Field/ResponseID}
- やり直しリンクの回答を元の回答に置き換える場合は、リンクの最後(回答IDの差し込みテキストの後)に「&Q_R_DEL=1」を追加します。 オリジナルの回答を維持する場合は、このステップをスキップします。
例: やり直したものを元の回答に置き換える場合、リンクは次のようになります。 brandid.qualtrics.com/jfe/form/SV_1234567890?Q_R=${e://Field/ResponseID}&Q_R_DEL=1ヒント: この新しいリンクが長すぎて見栄えが悪いと思われる場合は、ハイパーリンクを挿入(英語)して、代わりにクリック可能な単語やフレーズを作成できます。 - メールタスクの設定を完了します。 タスクの設定について質問がある場合は、リンク先のサポートページを参照してください。
- 終了したら、[保存]をクリックします。
メールタスクを受け取った個人には、元の回答を見てその回答を変更できるリンクが表示されます。
やり直しの際に特定のコンテンツを表示する
やり直しリンクが使用された場合にのみ、特定の質問が表示されるようにアンケートを設定できます(レビュー担当者が回答を確認する場合や、マネージャにフォームを送信してレビューと署名をしてもらう場合など)。 このセクションでは、この方法でアンケートを設定する方法を説明します。
- アンケート質問の構築が完了したら、[アンケートフロー]に移動します。
- [こちらに新しい要素を追加]をクリックします。
- [埋め込みデータ]を選択します。
- フィールドQ_URLを追加します。
- 埋め込みデータ要素をアンケートフローの最上部に移動します。
- [適用]をクリックします。
- アンケートビルダーで、やり直しの際にのみ表示する質問を探します。
- 質問の動作で、[表示ロジック]を選択します。
警告: レビュー担当者に表示する追加の質問にのみ、表示ロジックを追加する必要があります。 やり直しリンクでは、レビュー担当者に表示されない質問の回答は保存されないため、元の質問をレビュー担当者に非表示にすることはできません。
- [埋め込みデータ]を選択して、ロジックのベースにします。
- 埋め込みデータフィールドとして[Q_URL]を入力します。
- ロジックの演算子として[含む]を選択します。
- 埋め込みデータの値として[Q_R]を入力します。
- プラス記号(+)をクリックして、2つ目のロジック条件を追加します。
- ロジック条件は必ず[または]で区切ります。
- 埋め込みデータの条件[Q_URLはDELを含む]を作成します。
- [保存]をクリックします。
警告: レビュー担当者に表示する追加の質問にのみ、表示ロジックを追加していることを確認してください。 やり直しリンクでは、レビュー担当者に表示されていない質問の回答は保存されないため、元の質問をレビュー担当者に非表示にしないでください。
やり直しの際に特定のコンテンツを非表示にする
2回目のアンケートの回答者(レビュー担当者やマネージャなど)が、最初のアンケート回答者が入力した回答を閲覧したり変更したりできないようにするには、タイミング質問を使用して質問を非表示にできます。 この方法では、非表示にした質問が2回目のアンケートの回答者に表示されなくても、最初の回答データが回答とともに適切に保存されます。 このセクションでは、その設定方法について説明します。
- 非表示にする質問を決定し、それらが同じブロック内にあり、アンケート回答者に同じページで表示されることを確認します。 設定方法の詳細については、「質問または質問セットのタイミング」を参照してください。
- 非表示にする質問のブロックの先頭に新しい質問を作成します。
- [質問タイプ]で、[タイミング]を選択します。
- [自動的に移動]を有効にします。
- [自動的に移動するまでの時間(秒)]オプションを[0.1]に変更します。
- [質問の動作]で、[ページ内での動的な表示ロジック]を選択します。 この機能の詳細については、「表示ロジック」を参照してください。
注意: 表示ロジックを使ってレビュー担当者の回答のタイミングを選択する必要があります。 タイミングの質問に表示ロジックを追加していないと、アンケートでこれらの質問がすべてのユーザーに対してスキップされます。
- [埋め込みデータ]を選択して、ロジックのベースにします。
- 埋め込みデータフィールドとして[Q_URL]を入力します。
- ロジックの演算子として[含む]を選択します。
- 埋め込みデータの値として[Q_R]を入力します。
- [保存]をクリックします。
- レビュー担当者に対して非表示にするその他のブロックや質問についても、このプロセスを繰り返します。
- 変更を[公開]します。
この設定では、0.1秒後に質問のページが自動的に移動します。 つまり、質問はレビュー担当者に表示されず、編集もできません。 ただし、元の回答は自動進行設定で提出されるため、新たな回答は元の回答と一緒に保存されます。