メール配信エラーメッセージ
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メール配信エラーメッセージについて
クアルトリクスでメールを送信した際に、問題があるときにはエラーメッセージが表示されます。 このページで説明しているエラーはアンケートの招待状、リマインダー、お礼メールで表示されます。
配信エラーコード
エラーコードは、送信されなかった理由とともにアンケート招待状配信の上部に表示されます。 次の表で、エラーコードと、それに対する解決策のリストを示します。
エラーコード | 説明 |
EQD01 | クアルトリクスへの組織のアクセスが停止されています。 自身がブランド管理者の場合、詳細についてQualtricsサポートにお問い合わせください。 |
EQD02 | メールを送信する権限がありません。 ブランド管理者に問い合わせて、必要なメール権限が有効になっていることを確認してください。 |
EQD03 | アカウントで許可されているメールの送信数を超えました。 ブランド管理者に連絡してください。 学術研究企業に属している場合は、Qualtricsサポートにお問い合わせください。 |
EQD04 | 組織に許可されているメールの送信数を超えました。 ブランド管理者から営業担当まで連絡する必要があります。 |
EQD06 | このアンケートへのアクセス権がありません。 アンケートを共有してもらうようアンケート担当者に依頼します。同僚が会社を辞めている場合は、ブランド管理者にアンケートを転送するよう依頼してください。 |
EQD09 | このアンケートは公開されていません。 |
EQD10 | アカウントが有効ではありません。 ブランド管理者に連絡してアカウントを有効化してください。 |
EQD11 | この配信の受信者は削除されました。 つまり、連絡先リストまたは連絡先リストのメンバーが削除されています。 |
EQD12 | このアンケートは削除されました。 |
EQD13 | 件名またはメッセージがライブラリから削除されました。 |
EQD14 | この配信は削除されました。 |
EQD15 | このアンケートリンクは期限が切れています。 |
EQD16 | 最初のアンケート招待状が配信されていません。 最初のアンケート招待状を配信するまで、リマインダーは送信できません。 |
EQD17 | 組織に、このドメインから送信する権限がありません。 ITチームとカスタムFROMドメインまたはSMTPリレーの設定を確認してください。 |
EQD18 | 組織のメールサーバーの設定が間違っています。 SMTPリレーを正しく設定していない可能性があります。 所属組織のITチームに連絡して、これらの設定が正しく構成されていることを確認してください。 |
EQD19 | クアルトリクスが組織のメールサーバーに接続できませんでした。 SMTPリレーを正しく設定していないか、SMTPリレーを確立したサーバーがダウンしている可能性があります。 所属組織のITチームに連絡してください。 |
EQD20 | この配信の件名またはメッセージが設定されていません。 |
EQD95 | 未知のエラーです。 詳細なトラブルシューティングについては、Qualtricsサポートにお問い合わせください。 |
EQD99 | 何らかの通信障害が発生しました。 この問題が続く場合は、このエラーのエスカレーションのためにQualtricsサポートに連絡してください。 |
メール制限
ライセンスまたはユーザーの種類によって、送信可能なメールの数が大きく異なる場合があります。 制限を超えた配信を送信しようとすると、次のメッセージが表示されます。
アンケートの招待、リマインダー、お礼メールを含むすべてのメールがこの制限にカウントされます。 メールの制限や現在の送信件数がわからない場合は、以下を実行して確認できます。
- アカウント設定アイコンをクリックします。
- [アカウント設定]をクリックします。
- [アカウントの利用状況]をクリックします。
- [許可された送信メール]列を確認します。
- 必要に応じて、特定の日または週に送信されたメールをフィルタリングします。
「メッセージにはアンケートリンクが必要です」
メールメッセージからアンケートリンクを削除すると、メッセージエディターの左下隅に「メッセージにはアンケートリンクが必要です」というメッセージが表示され、メールを送信できなくなります。
アンケートリンクを削除し、再度追加する必要がある場合は、次の手順に従ってください。
- テキストの差し込みアイコンを選択します。
- [アンケートリンク]を選択します。
- 次のいずれかを選択します。
- カスタム設定のアンケートリンク: 回答者にクリックしてもらい、アンケートにリンクするテキストを入力します。
- アンケートリンク: 「アンケートに参加してください」というテキストを挿入します。 これをクリックすると、アンケートが開きます。
- アンケートURL: アンケートURL全体をメールに挿入します。
- この操作によって、オプトアウトリンク用のテキストの差し込みがメールに追加されます。 この操作によって生成されたテキストの差し込みはメールのどこにでも移動することができます。 これで、メールを送信する準備は完了です。
「オプトアウトリンクなし」
メールメッセージからオプトアウトリンクを削除すると、メッセージエディターの左下隅に「オプトアウトリンクがありません」というメッセージが表示され、メールを送信できなくなります。 米国連邦政府が制定したCAN-SPAM法に準拠するため、組織外の個人に送信するすべてのメールにオプトアウトリンクを含める必要があります。 組織外の個人に電子メールを送信する場合、この要件の例外はありません。 オプトアウトリンクを削除し、再度追加する必要がある場合は、次の手順に従ってください。
- テキストの差し込みアイコンを選択します。
- [オプトアウトリンク]を選択します。
- リンクをハイパーリンク化するテキストを入力します。 たとえば、「オプトアウトするにはここをクリック」と入力します。
- [挿入]を選択します。
- この操作によって、オプトアウトリンク用のテキストの差し込みがメールに追加されます。 この操作によって生成されたテキストの差し込みはメールのどこにでも移動することができます。 これで、メールを送信する準備は完了です。
組織内の個人にのみメールを送信するためオプトアウトリンクを含めたくない場合、ブランド管理者に依頼して、所有しているライセンスのカスタマーサクセス担当者に連絡してもらい、この要件を無効にすることを正式にリクエストしてもらいます。 オプトアウトリンクの仕組みの詳細については、「オプトアウトリンクの使用」ページを参照してください。
配信ステータス
メールのスケジュールを設定したら、これらのメールのステータスを見て、問題がないかどうかを確認できます。 配信の横にあるドロップダウンをクリックして[履歴をダウンロード]を選択し、配信履歴をエクスポートします。
以下では、履歴内に表示される各ステータスの意味について説明しています。
ステータス
配信履歴のステータス列は、各受信者の現在のステータス(メールの受信に失敗したか、すでにアンケートを開始しているか)を監視するのに役立ちます。 以下は、考えられるステータス条件の説明リストです。
- 送信済みメール: メールはクアルトリクスサーバーから送信されました。 このステータスは、進行状況が0%であるために部分回答(英語)が削除された回答者にも表示されます。
ヒント: サーバーからメールが送信されると、相手側に設定されたフィルターやブラックリストの影響を受けないことを保証できません。
- 未送信メール: クアルトリクスのメーラーはこのメールをまだ配信していません。 個別リンクを介して開始されたものの、進行状況が0%であったために削除された回答にもこのステータスが表示されます。
- 不達メール: メールが受信者の受信トレイに届きませんでした。 これには以下のような理由が考えられます。 メールアドレスが存在しない、受信サーバーに高度なセキュリティファイアウォールがある、受信メールボックスがいっぱいである、受信サーバーがオフラインになっているなど。
- 送信失敗メール: メールはサーバーから送信されませんでした。 送信失敗メールの最も一般的な原因は、@の欠落など、誤った形式のメールアドレスです。
- 受信箱をスキップしたメール: XMディレクトリの連絡頻度の設定により、メールは送信されませんでした。 これらの設定の詳細については、「連絡頻度ルール(英語)」ページを参照してください。
- 重複としてスキップ/ブロック済み: メールは重複しているため送信されませんでした。 重複メールとは、12時間以内に送信された別のメールとまったく同じメッセージ、件名、受信者が含まれるメールのことです。 連絡先リストに同じ電子メールアドレスが複数ある場合、これは重複と見なされます。スパムとしてフラグ付けされないように、クアルトリクスメーラーはこれらを送信しません。 重複を統合するための情報は「リスト内の連絡先を編集する(英語)」ページを参照してください。
ヒント: 顧客に、所有する3つの異なる製品をレビューしてもらっているとします。 同じ受信者を連絡先リストに3回追加しても、製品ごとに異なる埋め込みデータ値を付け、この埋め込みデータをメールに差し込めば、重複は問題なく送信されます。 これは、異なる埋め込みデータにより、送信される電子メールがスパムとしてマークされない程度に異なるためです。ヒント: 同じユーザーにメッセージを再送信する必要がある場合(たとえば、ユーザーがメール/リンクを失った場合)、配信履歴からリンクをコピー(英語)して、手動でメール送信するか、メッセージ/件名をわずかに変更した別のメールを送信します。 メッセージ/件名を変更することで、メッセージがスパムとして処理されないようになります。
- 開始したアンケート: 受信者はリンクをクリックしましたが、アンケートを完了していません。
- 終了したアンケート: 受信者がアンケートを完了しました。
- 期限切れのセッション: 受信者はアンケートを開始しましたが、割り当てられた時間枠で終了せず、回答は削除されました。 このステータスは、アンケート対象から除外されたが保存されていない回答(英語)、[アンケートのオプション(英語)]で[進行中の回答を1週間後に削除]が有効になっている場合に削除された部分回答で表示されます。
- オプトアウト済み: 受信者が招待メールでオプトアウトリンクをクリックし、今後のメール配信を停止しています。 受信者がメールをスパムとしてマークした(英語)場合もこのステータスになることがあります。
- 除外済み: 受信者は、除外(英語)アドオン機能によってアンケートから削除されました。 これには、除外で指定された名前が含まれます。 このステータスは、アンケートの受付を終了(または「一時停止」)したあとにのみ表示されます。
- 部分的に完了した回答: このステータスは、回答者が部分回答を提供してそれが記録されたときに発生します。 つまり、回答者が回答を完了しておらず、終了前にアンケートセッションの有効期限が切れた(英語)、または回答者が完了する前にアンケート担当者が回答の受付を終了(英語)したことを意味します。